| ■キャブレターの概要 | |
| 日本語で書くと気化器です。キャブレターは燃料(ガソリン)と空気を混合し、 エンジンの運転状態に応じて適切な混合気を作り出し供給する役割を果たします。 キャブレターは、空気の流れによって発生する負圧 (ここでは大気圧:1気圧より低い圧力) を利用して(ベルヌーイの定理)ガソリンを吸い上げ霧状にし エンジン(シリンダ)へ送り込む。 そう、霧吹きの原理なのです。 |
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| スロットルを開ける事により空気の通路(吸入する空気量)が増え回転数が 上がり、それに伴い混合気も濃くなってきます。 |
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| キャブレターの働きを要約すると次のようになります。 | |
| @ 燃料を微粒化して空気との均質な混合気を作る。 | |
| A エンジンの運転状態に適応した濃度の混合気を作る。 | |
| B シリンダーに吸入される混合気の量を増減してエンジンの出力を制御する。 | |
| エンジンは運転状態によって異なった濃度の混合気を必要とします。 運転状態と混合気の関係はエンジンの性格・形状の違いにより、 多少違いがありますが、一般には次の図のような混合比が要求されます。 |
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| ■PHH型キャブレターの形状 | |
| キャブレターの口径はバタフライ側の寸法です。 ファンネル側の寸法ではありません。 |
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| 型式の最初の数字は口径をmmで、 「P」は加速ポンプ付きを意味し、 「H」は通風方式が横型(ホリゾンタル)を、 「HH」で横型の双胴型をと、各々表しています。 例:N44PHH ちなみに、口径の前の「N」は日本製の「N」だそうです。 |
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| ■キャブレターサイズの選定 | |
| キャブレターのサイズはエンジンが同容積であっても、 エアクリーナーの空気抵抗、 インテークマニホールドの形状、 吸排気のカムの形状等に各々違いがあり、 理論的に算出するには困難な要素が多く含まれております。 目安として、三国工業では次のような公式を PHHのマニュアルの中に示している。 D:キャブ口径(mm)、 C:気筒容量(1気筒あたり)(cm3)、 N:最高出力回転数/(1000rpm)、 d:ベンチユリー径(mm)、 |
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| これを平たく書くと、D=0.82 √(C x N x 0.001) | |
| d=0.65 √(C x N x 0.001) | |
| 例えば、4気筒1600ccで最高出力回転数が7000rpmである。 とすると、 D=0.82 x √(400x7000x0.001)≒43 d=0.65 x √(400x7000x0.001)≒34となり、 チュ−ニング内容にもよりますが、SOLEX44φで アウターベンチュリーは34φを目安に選定されます。 |
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