原田宗典


ぼくは20代の始めまで本といえばマンガばかりで、文字ばかりの本は全く読んでいませんでした。
北海道旅行からの帰りの電車の中で読んだ 原田宗典さんのエッセイが、本を(少しは)読むようになるきっかけでした。

原田さんのエッセイは、自分が経験した恥ずかしいこと、自分の情けない所をそのまんまネタにして惜し気もなくさらけだすのですが、ぼく自信も共感してしまうエピソードが多くて、表現方法もおもしろおかしくて、文字ばかりの本を読むのが苦手だったぼくでも、すんなり楽しめたのです。
原田さんのエッセイはほんとにたくさん出てまして、エッセイが本業なのかと思えてしまうのですが、本業はたぶん小説でして、こちらの方は内容が重かったりします。
重い内容の小説も原田さんの経験に基づいているそうで、おもしろおかしいエッセイを書く人もいつもおもしろおかしい毎日を送ってるわけではないのだなあ、いろいろあるのだなあ。
と思っちゃったりするのです。

感動は、旅の中にあるのではなく、実はあなた自身の中にあるのだ。