富士山



富士山はさんかくの上の方を白くすれば富士山に見えるから簡単に描けて好きです。
本物の富士山は見てるだけで大きなパワーを感じて心まで大きくなりますが、そんな富士山のような絵を描くのは簡単ではないようです。
だけどそんな絵がかけたらいいなあ。

目の前に富士山がそびえる富士宮にぼくが初めて遊びに行ったのは97年頃でした。
あるアートブックの背表紙に使われたぼくの絵を見て、その本の表紙を描いた世界を旅する画家、本田あまね画伯から
「富士宮にも変態がたくさんいるよ」とお誘いの手紙が届きまして、ぼくはひょこひょこと、変態のみなさんに会いに行ったのでありました。
あまねさんの住むコンテナを改造して作ったおうちも驚きだったのですが、ぼくがもっと心に大きく感じたのは、あまねさんのたくさんの友だち(変態)の生活がとても楽しくて豊かで芸術?が自然に生活に馴染んでいたことです。
富士宮では、空気や時間がゆったりとながれているようで、いろんなことが大きく感じられて、遊びに行く度に心が洗われます。
東京のあくせくした忙しい空気と時間の中にいると、どうも自分も忙しくしないと罪なような気になってきまして(それでもぼくは忙しくしないのですが)、そんな心を富士宮は
「あ、やっぱりのんびりでいいや。」とリセットしてくれます。
2000年からは田植えの時期にも遊びに行きまして富士山を見ながらの(見えなくても)田植えを楽しんでおります。
富士宮のあたたかい友だちがまたまたまた遊んでくれるといいなあ。