2009年NHKマイルカップ的中へのプロセス(ミクシィに上げた日記より転載) 応援していただいた皆様、ありがとうございました。 マイミクの皆様、はじめましての皆様、お祝いのコメントありがとうございました。 100万馬券への道(NHKマイル編) さて、皆様のご好意に応えるために、そして、自分自身の研究のためにも記録を残しておかなければならない。 あえて、ここまでのプロセスを公開する。 クラシックが難しいのは、一言で言うと「馬が成長途上であり、成長分が読めない」からである。 私は、ある時期、3歳戦は回避していた。 とんでもない馬が平気で飛び込んでくるのだ。 指数もなにもあったもんじゃなかったのだ。 そんな時、サンスポの水戸正晴氏が500万馬券をとり、 ギャロップの記事の中で「牝系の血統を知らなければだめだ」と、話されていたことに衝撃を受け、 でかくて重い「サラブレッド血統大系」を日高よりお取り寄せしたのだ。 (ファミリーナンバーが掲載されている本です) 当時、この本以外に牝系血統を系統だって調べることはできなかった。 そして、ファミリーナンバーと出合った。 ここで、理論と資料が重なったのだ。 ファミリーナンバーは英国クラシックを勝った馬の一族を母系でまとめたランキング順に番号がついている。 2007年の皐月賞で、ヴィクトリーという1号族l記号の馬が7番人気から逃げ切って勝ってしまったが、 当時、全く買える要素が見つからなかった。 しかし、同じ1号族l記号の牝系ファミリーにはネオユニヴァース、レディパステル、フサイチコンコルドなどクラシックを制した馬がたくさんいる牝系だった。 おそらく、理屈を超えてクラシックの時期に最適化するファミリーだと考える。 注(その後同じファミーナンバーのアンライヴァルド、エリンコートがクラシックを制しました) 結果、去年、不完全ながら予想要素にとりこみ、試運転してみた結果、菊花賞で50万馬券が当たった。 そして、今回、NHKマイルはファミリーナンバーをベースに、過去のファミリーナンバーから傾向を出し、該当馬を抽出した。 ◎ ティアップゴールド ○ ジョーカプチーノ ▲ サンカルロ △ ブレイクランアウト △ ワンカラット △ グランプリエンゼル △ ラインブラッド 私のHP「100万馬券攻略研究」には東京改装後の5年分しか載せてなかったが、96年まで遡っても、勝馬は2号族と5号族に偏っていたのだ。 特に、ジョーカプチーノは2号族でf記号というサンデー系の能力を引き出す枝記号だった。 注(今ならこの本にクラシックのファミリーナンバーが全部出ています) ディープインパクトと同じファミリーナンバーなのだ。 マンハッタンカフェ産駒の過去東京の重賞成績はひどかったが、3歳馬は別に考えてもよいと思った。過去のNHKマイルもはじめてきた馬が多かったのだ。 そして、オッズサインを見て欲しい。 穴サイン フィフスペトル レッドスパーダ ミッキーパンプキン ラインブラッド ジョーカプチーノ グランプリエンゼル これは、互當穴ノ守のロジックを参考にしているが、この6頭に出ていると判断した。 なぜそう判断したかは、互當穴ノ守氏の本を読んで欲しいが、ここから穴馬を精査した。 日記にも書いたが、ジョーカプチーノはファルコンステークスを勝って、ニュージーランドトロフィーカップで開催後半の馬場を逃げて、3着だった。 ここが、最大のポイントなのだ。 ファイングレインが全く同じようにNTCを逃げバテして2着。 去年、3着ダノンゴーゴーはファルコンS勝って、NTCで7着。 山崎エリカさんが著書の中で「時計のかかる馬場での逃げバテ、先行バテは次走好走する」という点を強調している。 山崎さんはアサクサキングスにその可能性ありと読み、それでウオッカが勝ったダービーでアサクサキングスに対抗を打ち200万馬券をとっている。 ジョーカプチーノはまさにこれに該当する馬だった。 グランプリエンゼルを残したのはなぜか。 普通に考えたら「こんな馬買えるかー」だろう。 しかーーーし、ここがファミナンの醍醐味なのだ。 22号族の最近の代表馬は サンツェッペリン皐月賞2着15番人気160万馬券 プロヴィナージュ秋華賞3着16番人気1000万馬券 この2頭なのだ。 つまり、「クラシックに22号族が出たときは、目をつぶって買っておけ」なのだ。 22号族グランプリエンゼルは馬券に色をつけてくれた天使になった。 ここまでよんだら、もう「サラブレッド血統大系」を買うしかないだろう。 価格は46000円だが、私はこの本1冊で菊花賞とNHKマイルがとれた。 これこそ堅実な投資でハイリターンだ。 しかし、ここまではファミナンでこられるが、最後の一頭が問題だった。 切るか買うかの当落線上にいる馬が フィフスペトル レッドスパーダ ラインブラッド の3頭から2頭落さないと馬券は2万円を超える。 そこで、本邦初公開の「自家製展開君」が活躍した。 写真で見てお分かりのとおり、100円ショップで買ってきた磁石に番号をつけた代物だ。 これを、スタートから碁を打つようにコーナーごとの位置取り、直線、ゴール前まで騎手になったつもりで一手づつ進めたのだ。 東京の馬場は直前の8R9R芝の1800、1400を見て、棟広良隆氏のムネヒロタイムで比べてみるとかなり速かったのだ。 これは、後ろの馬は厳しくなるぞと、一手づつ進めてみて、どう打っても「フィフスペトルは間に合わない!」と、悟ったのだ。 これは、日記のコメントに途中経過が書いてあるが、内を通したい馬が多く、外を回るしかなく、後ではダメだが、中段につければ外を回されるしかないのだ。 フィフスペトルは安勝の頭脳をして物理的に無理だったのだ。 ラインブラッドは3号族だったがやはり消しだと結論が出た。 写真はシュミレーション終了後のゴール前の写真だが、ミッキーペトラやサンカルロがまともに走ればあの位置にいてもおかしくなかった。 ブレイクランアウトは予想以上にだめだった。 アイアンルックは毎日杯のタイムが悪すぎて、マイルのペースでは難しいと確信していた。 しかし、現実はシュミレーションより面白かった。 最終的には日記に掲載してある買い目のようになったのだが、馬券を買い終わったときに「ここまでやってはずれても悔いはなし」と、さばさばしていた。 こうして振り返ってみると、いろいろな先人たちのノウハウがいたるところに散りばめられている。競馬は一筋縄ではいかない。 極めて複雑怪奇、変幻自在な代物なのだ。 だから、やっぱり研究しなければいけませんねー 私のHP「100万馬券攻略研究」に良書を紹介してあります。ぜひ、皆さん研究してください。 ちなみに「サラブレッド血統大系」は潟Tラブレッド血統センターのサイトからしか買えません。 今回の私の当時のノウハウを全部公開しました。 国内空港ラウンジ無料【楽天ゴールドカード】 【キャンペーン開催中】仮想通貨ならビットフライヤー 【YJカード】