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ほんじょの天日干

<ブックデータ>
著者:本上まなみ
出版元:学研
ISBN:4-05-401452-6
価格:1600円
初版:2001年


珍しくタレント本です。なぜ?
答えは簡単。ほんじょさんがお気に入りだから。
以上(笑)
…って、それで終わらすなぁぁぁぁ〜!!
という声が聞こえてきそうなので、きちんとご紹介です。

印象に残ったのは、ところどころ見かける
コトバの節々に、このヒト、本好きなんやろな、
というのが、言葉の使い方やボキャブラリーに出ているところ。
たまたま出会ったテキスト系ページを読んでる感覚です。

芸能人やってて、本を書く人は結構いるけど、
あっ、こいつ本、読んどらへんな、
というのが一目でわかるヒトもいて、
それはそれで面白いんやけど。

小さなカラスを拾ってきて看病するはなしが
あるんですけど、結局死んじゃったそうです。残念。
いつもカラスは、人間の敵みたいに思われていますよね。

また、記憶力がいいから、一回襲うと、
ずっと付け狙われるよぉ、とか聞かされると、
ひぃ〜と怯えてしまいますが。

元気になってれば、そんなカラスの記憶力のよさが、
ヒトとカラスの、ほのぼのした話になってたのに、
なんて思ったり。「カラスの恩返し」みたいな。

写真では、あくびした猫の写真がよかったな。
ぼけぇー、として被写体に逃げられた経験アリ、
だそうですが、これはバッチリ。

    *    *    *

一昔前だと、芸能人はえーなー、
ちょっと書けば、本にできるんやから、
という感じでした。

しかし、昨今のように、
ホームページを簡単に作れるようになってしまうと、
一凡人としては、なんだか同じ土俵に乗った
気がしてしまうのは、気のせいでしょうか?

やっぱり、書きたいことを書きたいときに
書くことは、楽しいですからねぇ。
でも、書きつづけないと、その楽しさや充実感は、
半減しますけどね。

読書の秋だということで、最近は気合を入れて
けっこうな本を読破する中、
ほぇ〜〜(ん?どこかで聞いたような…)という感じで、
読める本もいいものです。
や、別にこの本をふざけて読んでるわけではないですけど。

いつも、本を読むときは、気合を入れて読むか、
オフザケでバカ笑いして読むかの
どっちかなんですが。

でも、やっは収入になるという点では、
まだまだ大きな差があるよねぇ。
やっぱちょっと、1600円は高いんちゃうかな…


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