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富士通ブース


最初は、富士通ブースです。
新商品の展示とタブレットPCの展示がメインで、
いわゆる未発表のモノが少なくて、
ちょっと残念だったかも。

まず、タブレットPCですが、(写真がなくてスミマセン)
かなり初期から発表していることもあって、
キーボードがないタイプで一番最初に出そうなのは、
富士通のようです。

後述しますが、東芝やソーテックなどが採用している
コンパーチブルタイプは、ノートPCの液晶画面が、
クルリとまわって、キーボード部分に重ねます。

確かに、タブレットは使わんななぁ、
と思っても、ノートPCとしても使えますから、
ツブシが利くという言い方もできるんですが、やっぱり重い。
とても、タブレットとして、使う気になれないわけです。
そう考えると、タブレットPCはやはり、
ピュアタブレットタイプがいいと思います。

さて、その使い心地ですが、
「軽い!」という感じはしませんでした。
PanasonicのLet's Noteや、シャープのMURAMASAのような
とてつもなく軽いPCがあるからかもしれませんが。

ただ、文字の認識は極めてよく、
ひらがなや漢字および、英数字といった認識のタイプがあり、
それぞれの認識モードであれば、
かなり乱雑に書いても、認識してくれます。

おそらく、消費者からは、高齢者の方に対するデジタルデバイスの解消、
という観点が、最もよくイメージできるように思うのですが、
富士通の試作品では、それに関するソフトはありませんでした。
地味なところで、いろいろやっていそうな富士通としては、
何かやってくるような気がしないでもないですね。

あと、発熱がちょっと気になりました。
製品版はどうなるか分かりませんが、
持ち歩くだけでなく、持って使うものですから、
この点には、特に気を遣って欲しいものです。

また、ドッキングステーションがついてあり、
ワイヤレスのキーボードがついており、
デスクトップとしても使えるようです。
ただ、画面が小さいので(10.4型)、
うーん、という感じです。

無難に、つまり今までの使い方をベースにするなら、
ソーテックや東芝のタイプでしょうが、
新しいことに挑戦するなら、富士通のタイプですね。
あとは、値段が30万というのが気になる(笑)
後に発表されたヒューレット・パッカードのものが、
22万なだけに、なおさらです。

また、VAIO Wが話題をさらったからか、
富士通も液晶一体型パソコン(DESKPOWER L)を出してきたみたいです。
液晶サイズの大きなDESKPOWERが大きく感じるというよりも、
従来からあったVAIO Wが小さく見えてきますね。

デザイン的には、かなりかっこよく、
VAIO Wより個人的には好きです。


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