今度は三菱電機と並び、今年のCEATECの
nikko81的三大お気に入りブースの一角を占める、
という印象の強かった三洋電機ブースです。実は、大阪の実家が三洋電機本社に近いこともあり、
何かと親近感を持つ企業なのですが、
最近では、洗剤が不要の洗濯機を発売したり、
焼くことのできる電子レンジとか、
話題性のある商品を出しており、勢いが非常に感じられます。まず一点目は、ネットデジカメ。
言葉だけでは、そうもインパクトがあるような
気はしないですけれども、
実は、かなりすごいのです。というのは、このデジカメには、
記憶媒体(メモリースティックとかSDカードとか)を
挿入する代わりに、無線LANのコンパクトフラッシュカード
を挿入することで、無線LANに対応しているのです。つまり、シャッターを押すと、写真がメモリカードに
記憶されるのではなく、そのまま無線LANを通じて、
パソコンに保存されます。
さらに、ネットカフェなど外出先で無線LANが使えるところでは、
そのままインターネットを通じて、ネットワーク上の
ディスクに保存ができ、残り枚数を気にせず
バンバン取れる、というわけです。ただ、無線LANの基地局の整備など、
課題が残りますが、動画もとることができるそうなので、
時間無制限の動画・静止画をいくらでもとることができる、
という「サービス」として展開することも考えている、
とのことでした。たとえば、遊園地でネットデジカメを借りて、
写真をバンバン撮る。
写真は、遊園地内の無線LAN基地局を介して、
遊園地が運営するサーバに蓄積され、
帰るときにDVDに焼いて受け取れる、
なんていうサービスが考えられるかもしれないですね。次は、映像関連です。昨年のCEATECにも、
有機ELディスプレイは展示してありましたが、
今年は、目を見張るほど展示が増加しているのに、驚きました。また、シャープブースにもあったのですが、
メガネをかけなくても、立体的に見えるディスプレイがありました。
写真を撮ってくればよかったのですが、
ぼけてるのか何なのか、よく分からない写真だったので、
割愛させていただきますね。また、これも三洋電機に限ったことではないですが、
最近ホームシアターをメーカーの訴求ととも、
家庭用プロジェクタの価格が下がってきているようです。いまは、DVDを見ることが用途の中心ですが、
将来的には、もっと文字が見やすくなれば、
壁にパソコンのデスクトップを映し出し、
ディスプレイが必要なくなるかもしれないですね。最後に、次世代携帯のコンセプト展示です。
おなじみの折りたたみ、ストレートタイプもあるのですが、
注目は、やはりデジタルビデオカメラのように、
折りたたみ部分の一部が折りかえる、ビジュアル重視タイプや
折りたたむのではなく、ずらすことで
ボタンを収納するタイプなど、個性的な携帯電話がありました。どれも、動画が再生されていて、
しかもかなりきれい。
でも、これだとわたしにとってはそんなに食指の動かない
携帯になってしまうのが、ギミックによって、
かなり面白いものに仕上がっています。
ちなみに、アンケートでは、
数字のボタンの部分をずらすタイプを
イチオシにしました。