三菱電機ブースです。まずはじめは、展示ではないのですが、
三菱電機がお送りする壮大な計画、SOLARBIRD。宇宙太陽光発電衛星システム、と書かれている
この壮大な計画は、打ち上げた衛星に、
太陽電池を貼り付け、マイクロ派を使って
地球に照射することによって、
屋外でワイヤレス充電を実現しちゃおう、というもの。交通安全や人命救助など、
本当は、そっちの充実のための計画なのでしょうけど、
わたしとしては、ノートパソコンが充電できるというのが、
とてもとても、気になります。近い将来、燃料電池が実用化され、
いまのノートパソコンのバッテリ駆動時間が、
3、4倍になりそうだということですが、
そんなことを考えると、わくわくしてきますよね。さて、もうひとつの注目は、
Web等の記事が必ず扱っている、ウェアラブルディスプレイ、
ではなく、IP Talkという携帯IP電話です。ウェアラブルディスプレイも、おもしろいことは確かなのですが、
もうすでにパイオニア(だったかな?)が、
映画を鑑賞するための目に装着するディスプレイを
出してますし、あまり新しさを感じなかったのです。で、本題のIP Talkですが、携帯電話のような
機械の裏には、無線LANのカードが挿入されており、
無線LANの仕組みを使うことによって、
携帯IP電話を可能にしています。ん?でも、無線LANが使えるところでなかったら、
これが使えなかったら、今の携帯みたいに、
どこでも使えない、そりゃ使い道が狭いな、と思った方。
そうなんです、これの真価は無線LANを使っていることではないのです。実は、無線LANの代わりにAirH"のカードを挿入し、
AirH"を使って、IP電話をかけることもできるのです。
通常のPHSとして使った場合と違って、
AirH"は定額制ですから、いくら話しても課金はなし。しかも、音声を圧縮して通信をするので、
今AirH"の売りである128Kbpsではもちろんのこと、
通常の32Kbpsでもじゅうぶんな通話品質を実現しているらしい、
ということです。これだと、データ通信をするときは、
パソコンと接続し、安く通話をしたいときは、
このIP Talkの端末に接続すれば、
PHSは一台で共有できますし、
料金は、定額4930円のみ。これは、すばらしい。
実用化されるのが、楽しみです!