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三洋電機ブース


さて、次は三洋電機です。
実は、三洋電機の本社は、わたしの実家のすぐそばにありまして、
そのさらに隣町にある松下電器とともに、
個人的に、身近なイメージのあるメーカーです。

最近は、洗剤のいらない洗濯機をつくったりして、
洗剤業界に波紋を投げかけるなど、
なかなか元気があります。

ここでの一番の目玉は、有機ELディスプレイでしょう。
有機ELといったところで、何のことか
さっぱり分からないのですが、
要は、今までの液晶よりすごいよってことなんですね。
(説明になってないか)

自発光するのに加えて、高速応答・高輝度・高コントラスト
をアピールしているようなので、
動画に弱いといわれてきた液晶の弱点を
今まで以上に、克服してます、ということでしょう。

写真では分かりにくいですが、
液晶には定評のあるシャープの液晶より、キレイです。
もちろん、この技術は最近のものですから、
画面の大きさ等で、全然かなわないのですが。

それでも明るく、みやすいのは確か。
あとは、シャープなど従来の液晶の強いメーカとの競争
の行方次第、というところでしょうか。

あと、三洋ブースからもうひとつ。
まぁ、ちょっとした工夫なんですけど、
三洋製のMP3プレーヤです。
何が目を引いたかというと、その使い方。

ベルトに引っ掛けて、使うシーンを見せています。
そのことを考慮して。右上に丸い穴が開いてあり、
そこにキーホルダーなどを通すのでしょう。

わたしも、この手のプレーヤをもっていますが、
入れる場所に困ることがあったことがあります。
わたしは外出するとき、ベルトに家のカギを下げているのですが、
電池を入れて50g弱なので、同様の使い方ができるようです。

ただ…気になる点は。

1)記録メディアが固定式内蔵フラッシュメモリ64MBであること。

ちょいと高音質のMP3なら、5MB程度のサイズになります。
今、わたしは32MBで困っているのですが、
確かに64MBもあれば、十分でしょう。

ただ、ちょっと多めに入れようとすると、
楽曲が入り切らないことも、出てくる可能性があります。
そのとき、差し替えができないので
要注意でしょう。

2)ACアダプタ内の充電池採用

もちろん、基本的にはウリになる部分です。
ACアダプタなしで、パソコンのUSB端子の電源供給で、
充電できるわけですから。

この手のプレーヤを求める人が、
パソコンを持っていないということは、
考えられませんから、
充電の際に、パソコンを起動しなくてはいけない、
というくらいしか、一見弱点はなさそうです。

しかし、乾電池タイプのデジタルカメラと、
専用中電池タイプのデジタルカメラの場合と同様に、
出先で電池が切れた、という緊急事態に
対応しにくいことは、仕方ないでしょう。

まだ、ACアダプタを使わないので、
モバイルパソコンからの充電もできるでしょうから、
注意していれば、大丈夫かな?

あれ、まずいところを書こうとしたのに、
全然、弱点の指摘じゃなくなってるなぁ…

苦し紛れ(笑)に、更なる要望を出すなら、
本体とイヤホン(あるいはヘッドホン)が
ワイヤレスになってれば、言うことナシですね。


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