お米の話

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 毎日人間は1日に必要な水の量はだいたい2~3Lです。

 ペットボトル約2本分です。

 現在、ふつうの茶碗一杯の米の量はだいたい60g。

 昔の人はだいたい1合で150g、茶碗2杯分といっていましたから、その当時の茶碗一杯の量は75g。

 その部分だけ見ても米の消費量は少なくなっている。

 では、この60gの米粒の数はいったいいくつあると思いますか。

 3000粒あります。

 これは、60gですから3000粒あるのですが、これには先人たちの知恵があり、今年の作柄を見るために、1000粒の重さが何gあるかによって今年は取れたのかそうでないかを判断していました。

 米粒が大きければ重くなるわけです。

 昔から1000粒重という言葉がありまして、だいたい20gですから、3倍の60gは約3000粒となるわけです。

 さて、先ほどは人間が1日に生活していくのに約2~3Lが必要といいましたが、茶碗一杯のお米を作るのには、どのくらいの水の量が必要でしょうか。

 たった茶碗一杯のお米を作るのに必要な水の量は、

 1年間で、18Lなんです。

 ペットボトル12本分です。

 といってもピンとこないでしょうから、

 「じゃあ、学校のプールいっぱいで何杯の茶碗の米が出来るでしょうか。」と子どもたちに訪ねると、計算し始めるわけです。

 

 お米の計算

 1俵 60.00k  400合 180.00L

 1斗 15.00k  100合  18.00L

 1升  1.50k   10合   1.80L

 1合  0.15k    1合   0.18L

 4合のはんごうで、お米600g、水はその1.5倍の1.08L(900g)です。

 

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