森番 こんにゃく
NaturRecreationCircle Morinobannin

 

これがこんにゃく芋です。これが、あのコンニャクになると思うと不思議ですよね。

たわしでゴシゴシ、好みで芋の皮を刮げ落として行きます。

今回は、ミキサーを使って細かくするので、芋を包丁で乱切り。

水を少々入れて、ミキサーにかけたとたん白い芋がみるみるピンク色に!

ピンク色で思い出しましたが、ある染め物の話で、桜のピンクを出すのには、桜の花ではなく花を咲かす前の樹木の樹皮を使うそうです。

それだけなんですけど、、、

 

ミキサーで砕いた芋を、鍋に移して等倍の水で薄め、煮込みます。

焦がさないようにまんべんなく木べらでかき混ぜます。

しばらく煮込んでいくと、ピンク色から薄いグレーになり、のり状になっていきます。

ここで、凝固剤の投入です。

初回は灰汁を使ってみました。

灰汁の分量がいまいちはっきりしていないため、数種類試してみました。

灰汁の他には精製ソーダ(1k/30g)などを試してみました。

投入後、生地が一度バラバラになりますが、しばらく混ぜると再びのり状になります。

その状態になったら型に流し込みます。

臭いをとるため、約1時間後熱湯に生地を投入。

灰汁で作ったコンニャクは、ゆで汁が茶色くなっていきます。

出来上がりも、灰汁の量によって堅さが異なります。

精製ソーダ(薬局で)や石灰で作ったコンニャクは、色が出ません。

混ぜ方や混ぜるタイミングで、茹でる前は堅さにむらがありますが、茹でると堅くなります。

茹で上がったコンニャクは流水にさらし、数時間おいておくと良いです。

出来上がりのコンニャクは普通に料理出来ますので、いろいろ試してみてください。

 

とうふ作りの実験では、現在市販されているあらゆる豆乳で試してみました。

成分の調整されたもの、絞り後精製されたもの、豆そのものをかくはんして飲みやすくしたもの、とうふ作り専用のものなどなど、、、

基本的に屋外で作れることを重視したので、電子レンジの使用はありません。(上手にできるのですが、、)

沸騰させた豆乳ににがりを入れる方法をとりました。

結果、お豆腐屋さんの生粋○乳で作るとうふが、固まり具合や臭い、食感共に良かったのでこれを採用します。

 

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