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コ・コ・ロ…0
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◆ゲーム情報
レビュー投稿者 :やつお 原画 :神宮寺りお
発売日 :2004/05/28 シナリオ :美汐優
定価 :\9,240 音声 :有
ジャンル :AVG 陵辱有無 :有
◆点 数
  10  20   30  40  50  60   70  80  90 100
システム : 68 ■■■■■■■■■□■■■■
グラフィック : 72 ■■■■■■■■■□■■■■
キャラクター : 85 ■■■■■■■■■□■■■■■★★
サウンド : 65 ■■■■■■■■■□■■■
シナリオ : 65 ■■■■■■■■■□■■■
エロ : 85 ■■■■■■■■■□■■■■■★★
総  評 : 84 ■■■■■■■■■□■■■■■★★
◆あらすじ
すべてに絶望した彼は、彼女と出会った。
それがすべての始まりだった……

全てに絶望した麻生 綜司は、今、その短い一生を終えようとしていた。
そんな彼に、優しく手を差し伸べてくる女性が居た。
久遠寺 華澄。
彼女に救われた綜司は、次第に彼女に惹かれ、そして人間らしさを取り戻していく。
平穏な日々……
しかし、彼の美貌が、周囲の人間を狂わせていく。
(OHPより引用)

◆システム 68
AARU独自のスクリプトエンジンを採用している模様です。
動作が軽快なエンジンであり、安定性も高く、良質のシステムですね。

>>○ここはOK
 無段階に調節可能なメッセージスピード。(瞬間表示可能)
 無段階に調節可能なボリュームコントローラ(BGM、ボイス、効果音)
 いつでもセーブ&ロード可能。
 セーブスロット20。
 ボイスリピート付きホイール対応バックログ。
 CG、音楽、エロ回想、エンディング回想モード装備。
 比較的高速な既読&強制スキップ。
 DVDレス起動可。

>>△ここはイマイチ
 テキストの既読判定が少々厳しく、思ったところで既読スキップがかからないことがある。

>>△単純選択式AVG。
 時折表示される選択肢を選んで進行するだけのAVGです。
 たまに時限式選択肢が表示されるときもあり、時間オーバーする、という選択も可能です。
 特に意地悪な選択肢があるわけではなく、前作に比べシステムが簡略化されたこともあり、
 それほど難易度は高くありません。

>>○程よく簡略化された性格システム。
 コ・コ・ロ…シリーズといえば、同一主人公ながら、善人、普通、悪人、と初期性格を変動させることにより、
 シナリオの幅を広げることを可能とする「性格システム」が特徴的です。
 今回も性格システムは健在なのですが、攻略しやすいように大幅な改善点がみられます。

 まず、これまでの性格システムの概要を説明しますと、
 1.初プレー時での性格は「普通」。
 2.エンドの内容によって次回プレー時の性格が変動する。(EDを迎えると、最初のシーンに巻き戻る仕組み)
 3.タイトル画面からは「普通」以外の性格ではじめることは不可能。
 4.ED時の各キャラクターとの好感度によって、次回プレー時の展開が微妙に変化する。
 というものでした。
 内面は同じだけれども、外面の性格が違う主人公を用意することにより、
 選択肢のみの進行では無理のあるイベントも楽に実装可能になり、
 前回プレー時の好感度を引き継ぐことにより、さらにイベントの幅を広げる意図があったのでしょう。
 しかし、EDに影響を与えるファクターが多すぎるきらいは否めず、
 主人公の性格と、対主人公の好感度といったものを、自分で思い通りに制御することも難しいため、
 かなりのループプレーを強いられる事になり、自力完全攻略はほぼ絶望的な状況に陥っていました。
 
 今回はこの点がスマートに改善されました。
 1.初プレー時での性格は「普通」。
 2.EDを迎えたら、タイトル画面に戻る仕様に変更。
 3.このとき、EDの内容によって「普通」以外の性格でも物語をスタートできるようになった。
 4.対主人公好感度が次回プレー時に引き継がれなくなった。
 特に3.と4.が与えた影響は大きく、ほぼ自由に主人公の性格を変動させることができるようになって、
 対主人公の好感度を意識しなくてもいいので、選択肢のみに意識を傾けることができ、
 自力完全攻略も楽にできるようになりました。
 それでいて、主人公の外面の性格の違いによる、イベントの幅広さも損なわれていないのが良いですね。
 「性格システム」は、ここに来てようやく一つの完成点を見た感じですね。

◆グラフィック 72
原画家は神宮寺りお氏。
体形、顔、双方ともに癖のある造形です。
他に同系統の絵柄を描く原画家となると、そう簡単には見当たらないような感じですね。
”普通のエロゲ”とは違うところを見せてやろう、というブランドの意気込みが垣間見られると思います。

>>○荒っぽいCGの塗りが、逆に好印象。
 荒っぽい塗り、というと大抵はマイナスポイントとしてあげる項目なのですが、本作ではプラスポイントです。
 というのも、本作の原画は、ただでさえ体の造形が極端だとされるギャルゲの原画のなかで、
 さらに極端さが増したような造形(胸の強調、異様に細い二の腕等)になっているため、
 普通の”綺麗で整った塗り”だと、さらに極端化が進んでしまうだろうと思われます。
 儚い雰囲気の人物造形と、思い切った豪放な塗りとが、お互いがお互いを補完しあって、
 いい塩梅になっていると思いますよ。
 
 個人的には「コ・コ・ロ…」のような、コピック塗りを復活させて欲しかったり・・・。

>>△推定総CG枚数147枚。(差分含める)
 差分を入れなければ大体半分くらいになるでしょうか。
 全てエロCGなんですが、使い回しが目に付くため、実用性にかなり悪影響を及ぼしているのが残念。

◆キャラクター 85
エロシーンにかかわってくるキャラクターの数は、主人公を含めて15+?人。

>>◎とにかく存在感か強烈なキャラクター陣。
 まず最初に述べておきたいのは、感情移入が云々とか、そういうレベルのキャラクター陣ではないということです。
 まあ、本作はギャルゲーではなく、純然たる”エロゲー”だから当たり前といえば当たり前ですが。

 主人公の紹介文を読むと「絶世の美貌を持ち、老若男女問わず惹きつける。」という一文があります。
 「女だけではなく、男をもひきつけ」、さらには「そのフェロモンゆえに殺人事件も引き起こす。」という、
 そんじょそこらの「意味もなく女の子が寄って来るフェロモン野郎」を
 はるかに凌駕する設定を与えているのです。
 これはもう、究極のフェロモン主人公といっても過言ではない状態であり、
 他とは一線を画す主人公像を作ってしまっているわけですよ。
 しかも、女が寄って来る理由を、単純明快にハッキリさせることにも成功しているのです。

 主人公の個性・位置づけがハッキリしているので、彼を取り巻くヒロインたちの個性も分かりやすいですね。
 恐ろしいほど主人公に偏愛を注ぐ久遠寺華澄を筆頭に、(最早その偏愛ぶりは狂気のレベルであろう)
 常識で考えたら唖然とするようなキャラクターがひしめいており、実にインパクト大です。

 キャラクターメイキングの方向性自体はそれほど珍しいものではないのですが、
 普通より極端なキャラクターメイキングを施すことにより、シナリオを強引に納得させる個性を生み、
 プレイヤーに強いインパクトを与えていると思います。

◆サウンド 65
総曲数16、ボーカル曲は無し。音源はPCMをサポートしています。

>>○BGMとしては申し分ない品質。
 シリーズ初作にあたる「コ・コ・ロ…」から全ての曲(9曲)を引き継ぎ、
 「コ・コ・ロ…2」からも、いくらか引き継いでいる模様です。
 個人的には、ゆったりとした儚げな雰囲気の曲のデキがいいと思いました。
 その他にも、ノリのいい日常時の曲、邪悪な雰囲気が漂う陵辱時の曲など、
 印象度こそ平凡クラスであるものの、雰囲気出ている曲がそろっています。

>>×主人公に・・・ボイスを・・・。
 「女性キャラ&美少年フルボイス!!」ってOHPに書いてあったじゃないの・・・。
 主人公は美少年違うんですか・・・、美青年だから違うとでも言うんですか・・・・。
 あー、もー、ガッカリ。
 なぜに主人公を軽視したがるかね?この業界は?
 主人公って物語で一番重要な人物のはずだよね?その一番の重要人物になぜ声を付けたがらないの?
 今時のスクリプトエンジンは、たいていボイスコントロールを備えているわけなんだから、
 主人公の声を嫌がる人たちにだって十分対応できるだろうに。
 ”有る”モノを”無くす”事はできるが、”無い”モノを”有る”ようには出来んのですよ。
 私は声を大にして言いたい。「主人公に声を!!」

◆シナリオ 65
見る者を狂わせるほどの美貌を持つ主人公・麻生 綜司。
彼が天涯孤独の身になり、親戚縁者のあいだを転々する生活。
なぜ転々としなければいけないのか?
それは世話になった家で、彼をめぐって醜い争いが起きてしまい、家が崩壊してしまうからだ。
そんな彼が何もかもが嫌になり、飲まず食わずで街を彷徨い、倒れそうになったところで、
名家のお嬢様である久遠寺華澄に介抱してもらうところから物語は始まる・・・。

そんな感じのイントロ。
シナリオ自体は「セックス」を中心に据えており、それを「狂気」でオブラートしている感じですね。
なかには、ラブラブバカップルを描く様なシナリオもありますし、
例によって「料理マンガばりの食卓描写」もありますので、エロ一点張りのシナリオというわけではないです。

>>○エロのために、思い切ってシェイプアップしたシナリオ。
 本シナリオは、キャラクター紹介的なオープニングイベント→序盤シナリオが終了すると、
 プレイヤーに感情移入の暇を与えず、置いてけぼりでポンポン進みます。
 これは、必ずしも悪いことではなく、むしろエロが本命である本シナリオにおいては、プラスになっています。
 
 主人公はかなり流されやすい性格で、あるヒロインに「愛してる」といっている次のシーンでは、
 もう、別のヒロインに対して「愛してる」と言っているような人です。
 良質の恋愛シナリオであれば、二人のヒロインとの葛藤とかを描いて物語を盛り上げ、
 プレイヤーに対して感情移入させるように仕向けるわけです。
 でも、本作ではそんな葛藤の描写はほんの少しでおしまい。とっとと次のシーンへと向かいます。
 本作において重要なのはエロシーンであり、主人公ができるだけセックスするように仕向けているわけです。
 瑠璃とやった、次は華澄、次は百合花、そしたらまた華澄・・・・。
 オープニングシナリオや序盤のシナリオ、そして一部のラヴシナリオでは結構丁寧な描写がなされています。
 それを全域にわたってやれば、おそらくは70点台後半乗っかるようなシナリオになると思います。
 でも、このシナリオライターはそれを放棄したのです。エロを詰め込むために。
 あくまで大事なのはエロシーンなのです。エロシーンが近いのが分かりきっているのに、
 ことさらシナリオを丁寧にするのは得策じゃない、ってことでしょう。

>>○本線のシナリオを支える、サイドイベントの充実。
 本シナリオの本線は、やはりエロシーン。それも、純愛ではないセックス。
 当然全体的な雰囲気としては、沈んだ、ドロドロとした感じとなっているわけですが、
 そういうシーンばっかりといえば、さにあらず。飽きさせない工夫がなされています。
 
 まずは、主人公・・・というかライターの食のこだわりが垣間見られる食卓での描写。
 味噌汁のダシとか、焼き鮭に添えられた大根おろし(柑橘類の汁入り)といったところまで言及し、
 フランス料理が出されるシーンになると、普通私のような貧乏一般庶民が知りえない知識まで披露してくれます。
 あと「コ・コ・ロ…」ほどではないにしろ、剣道に関する描写も結構丁寧です。(竹刀の弦の張替えとか)
 それに、本線の「セックスにまみれた重いシナリオ」を払拭するような「バカップルシナリオ」や、
 「正統派純愛シナリオ」も組み込まれており、シナリオの幅はそれなりに広いです。

>>△共通イベントが多い。
 本シナリオでは、主人公の性格を最終的には4種類選べるようになっています。
 が、「コ・コ・ロ…2」に比べると、性格の違いがそれほど目立たなくなっているため、
 かなり似たり寄ったりのイベントを見なければいけなくなってます。(特に序盤)
 エロ重視のゲームということを考えると、もうちょっと性格の変動率を高めるなり、
 あるいは、既読スキップできるようにして欲しかったですね。

◆エロ 85
登録される総エロシーン数は、
華澄(20)・・・[フェラ、ダブルフェラ(+明日美)、縄縛り(+バイブ+アナルバイブ)、3P(+明日美)、妊娠]
明日美(7)・・・[69、ダブルフェラ(+華澄)、ウェディングセックス]
瑠璃(44)・・・[被顔面騎乗(+クンニ強要+飲尿強要+手コキ+ペニスバンドフェラ強要)、パイズリ
         3P(+純)、ペニスバンドファック(主人公受け)、縄縛り、女王様(+ムチ+踏み付け)]
源三郎(3)・・・[主人公フェラ(CG無し)、アナルセックス(主人公受け)、マゾ奴隷(+ムチ+踏み付け)]
純(10)・・・[フェラ、アナルセックス(受け攻め両方)、3P(+瑠璃)]
亮(8)・・・[フェラ、4P(+天文部員)]
一葉(5)・・・[4P(+亮+天文部員)、ダブルフェラ(+由衣)]
由衣(9)・・・[フェラ、ダブルフェラ(+由衣)]
みちる(12)・・・[主人公オナニー強要、主人公いたぶられ(+足フミ+竹刀)、5P(+剣道部員三人娘)、竹刀挿入]
伊織(7)・・・[フェラ、主人公フェラ、アナルセックス(主人公攻め)]
百合花(7)・・・[青姦、瑠璃に踏みつけられ]
???(3)・・・[青姦]
[あと、源三郎を除く全員にハーレム(15P)があります。]
の総計135シーン。([]内は特殊シチュ。分かりにくくなってますけどw)
しかしこれは、同じ様なシーンであっても性格によって違うシーンに分類されたり、
3Pの場合、該当するヒロイン両方にシーン数が加算されている状態ですので、
実際のシーン数となると、半分もあるかどうかといったところでしょうか。

>◎シチュエーションの幅が結構広い。
 ラブラブバカップルのノーマルセックスから、総勢15人ハーレムまで、かなり幅広い嗜好に対応しています。
 マゾシチュとサドシチュを、エロゲにしては珍しくバランスよく備えているのもプラスポイント。
 キャラクターも、ロリこそサポートしなかったものの、多種多様なヒロインを用意することによって、
 細かな嗜好の違いにも対処できるようになっています。
 例えば、同じ”大人のヒロイン”であっても、淫乱で高圧的な瑠璃と、真面目で清純そうな亮という、
 二人のヒロインを用意したりとかいった感じですね。

>◎マイナーシチュに特化した仕様。
 本作のエロシーンで、一番力が入れている属性といえば「熟女」。
 瑠璃の登録エロシーン数が44と、他を圧倒していることでも分かると思います。
 そしてシチュエーションの多彩さでも群を抜いています。
 また、主人公の性格の違いによるエロシーンの違いが一番分かりやすいのも、この瑠璃となっています。
 (というか、他のヒロインではあんまり分からない)
 どういうことかといいますと、主人公の性質に、善人(完全マゾ)、普通(ややマゾ)、
 悪人(ややサド)、外道(完全サド)という風に、結構わかりやすい変化が見られるという事です。
 これの意味するところは、「熟女に身も心も犯される」ことも、
 「熟女を滅茶苦茶にする」ことも堪能できるということで、個人的にとっても嬉しい仕様です。

 また、もう一つ特化されている属性といえば、”ホモ”。まあ、ボーズラブともいいます。
 聞いて驚くことなかれ、男同士(多人数シチュ除く)の登録エロシーン数は10あるのに対し、
 女同士の場合はなんと0。3Pの途中に華澄と明日美が絡み合うというのはありますし、
 オマケシナリオでレズったりもしてますが、二人がレズのみで絶頂に向かう事はないので、
 完全なレズシチュは存在しないということになります。
 で、その男達ときたら、「活発で弟気質」の純と、「超内気で一途」な伊織、
 「見かけダンディ、中身ヘタレオヤジ」の源三郎という、品揃えの良い事!w
 普通はボーイズ要素をサポートしても、申し訳程度に1キャラクター1シーン用意するだけですからね。
 それに比べると・・・・いやー、本当に良い仕事してますね〜w

>○淫語乱舞のエロテキスト
 コンピュータソフトウェア倫理機構ではなく、メディア倫理協会の審査を通したためか、
 淫語が丸出しになっています。○とかで文字を伏せておらず、声消し等も行っていません。
 そして、卑猥語を叫びまわるヒロイン達・・・・。
 ということで、本作のエロシーンは「淫語乱舞」とも言うべき様相を呈しており、
 下品なこと極まりないです。私の場合はそれが良いんですけどね。
 
>○テキストの粘着度はそこそこ。
 エロシチュエーションにこだわった割には、テキストの粘着度は高くありません。
 といっても、エロ重視ゲーの平均レベルは十分に備えてありますので、問題はありませんが。
 シーンによって、テキスト量の結構格差があったりもしますが、
 重要なシーンではそんなことはないので、こちらも問題はないでしょう。

>△似たり寄ったりなシーンが結構ある。
 グラフィックの項でも述べましたが、CGの使い回しが目に付く関係上シーンも似たり寄ったりになってます。
 特に瑠璃と華澄はかなり重複が多いですね。これは、単純なCGの物量不足が原因だと思われます。
 この点は改善を希望したいところですね。

◆お気に入りキャラ
>>久遠寺瑠璃
 いやもう、久しぶりに本格派の熟女ヒロインを堪能できましたよ。
 今時のエロゲときたら、中途半端な熟女ヒロインばかりですからね。
 熟女でなくても、”オトナのヒロイン”の設定の甘さときたら、本当に嘆かわしい。
 精神年齢の低い年上ヒロイン、すなわち「ロリおばちゃん」がハバを利かせるようになり、
 「人妻なのに処女」などという、人をおちょくってるとしか思えないヒロインまで出てくる始末。
 熟女・人妻・年上ヒロイン大好き人間の私としては、
 こういうヒロインがもっと増えて欲しいと願うばかりです。

◆総 評 84
>>私の入手動機
 1999年にプレーし、2004年7月現在の今も、私のエロゲー歴代1位に君臨する「コ・コ・ロ…(回収版)」。
 その続編とあらば、入手しないわけにはいきません。
 他とは二味も三味も違う雰囲気が味わえると分かりきっているという事で、大本命での入手となりました。

>>どんな人にお奨めか?
 淫語乱発のパワフルなエロシーンが好みの方。
 アンチテーゼ嗜好の方。

>>他との違いこそが、このゲームの醍醐味。
 やっぱり、「ほんのちょっとプレーしただけでアアルだな」と分かるのがいいですね。
 それだけブランドの個性が出ているって事です。
 「そのブランドのゲームでしか味わえない事がある」というのは、ブランドの何よりの財産ですよ。
 今回は熟女とホモにこだわってくれた訳ですけど、これだって他のブランドではあまり味わせてくれない。
 ましてや両方ともなると、なかなか見当たらない。
 瑠璃と純にぶっかけを行うシーンがあるのですけど、いいもの見せてもらいましたよ。
 ご丁寧に純に学ランを着せてあるあたりが、ステキですねw
 それに、”エロ重視ゲー”としては、かなりシナリオにこだわりが見られるのも良いですね。
 エロが本線だけど、だからといって一般イベントを軽視しない姿勢は、いいと思いますよ。

>>結局・・・
 もうこれは「分かっている人のみ」が手を出すべきゲームでしょう。
 ちゃんと特性を理解した上で買えば、私のような評価になるんじゃないかな、と思います。
 極端なスタンスをとっている本作ですけども、基本的な土台は結構しっかりしているのです。
 一本立ちしているキャラクター、ちゃんと読ませるだけの品質を備えたシナリオ、
 雰囲気を盛り上げる音楽。
 こうしたキッチリ仕上げた土台の上に、アアルならではの濃〜い味付けをしているわけです。
 一発の破壊力のみの”奇作&変作”とは、一味違うゲームだと思いますよ。