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何処へ行くのあの日
MOON STONE

◆ゲーム情報
レビュー投稿者 :鈴香萌えDX 原画 :かんの糖子 鷹乃みすづ
発売日 :2004/6/25 シナリオ :呉
定価 :\9,240(税込み) 音声 :有
ジャンル :ファンタジーADV 陵辱有無 :無
◆点 数
  10  20   30  40  50  60   70  80  90 100
システム : 70 ■■■■■■■■■□■■■■
グラフィック : 80 ■■■■■■■■■□■■■■■★
キャラクター : 70 ■■■■■■■■■□■■■■
サウンド : 85 ■■■■■■■■■□■■■■■★★
シナリオ : 75 ■■■■■■■■■□■■■■■
総  評 : 75 ■■■■■■■■■□■■■■■
◆あらすじ
遠い過去に少女を殺した罪と、義妹と身体を重ね続けている罪を背負った主人公「国見恭介」は、タイムとリップを可能にする薬「マージ」の存在を知る。
自分の罪を消したいと願う恭介は、「マージ」によって浮かび上がる過去、そして彼を取り巻く少女たちの心と向き合う事となり、やがて・・・。

◆システム 70
セーブ数は全部で6個。
セーブは栞形式で、クリアしたキャラのアイコンが栞に入ります。
2周目以降は、同じ栞からゲームを始めて、ある4人のヒロインのアイコンが栞に登録されないと、最後のヒロインのシナリオに入れません。
テキスト読み返し機能、一つ前の選択肢に戻る機能あり、ディスクレスプレイ可能。
名前>変更不可
セーブ数>6
メッセージスキップ>CTRLキーにて高速スキップ
メッセージ速度>10段階
メッセージ履歴>有り(ホイールマウス対応)
画面>フルスクリーン&ウインド可
フォント変更>有り
音声設定>各ヒロインごとにオン・オフ設定可
クリア後のおまけ>CG・シーン・音楽鑑賞以外なし

◆グラフィック 80
キャラのCGは非常にバランス良く描かれていると思います。
ただ、原画家さんの違いがはっきりと出すぎていて、違う原画家同士のヒロインが並ぶとちょっと違和感がありました。
それと、背景がかなーり粗いと感じました。

CG枚数は325枚(バリエーションを含む)
HCGの枚数は77枚(バリエーションを含む)

◆キャラクター 70
ヒロインは5人。
サブキャラが何人かいるのですが、出番が少なかったり、途中に起こる事件に対するフォローがあんまり無かったりと結構扱いがいい加減かも。

主人公≫
◇国見 恭介
過去に犯した罪を抱き続けている主人公。
自分勝手で、かなり流されやすい性格をしている。

メインヒロイン≫
◇国見 絵麻
冷静沈着で淡白な主人公の義妹。
主人公よりも一つ年下。
ちょっと危険なぐらい主人公の事を愛している。

◇神崎 千尋
数年ぶりに再会した主人公の幼馴染。
主人公達のいる学園に転校してくる。
黒猫の「サンデー」をいつも胸に抱いている。
滅茶苦茶な言動と行動で周囲を振り回すが、実は鋭い感覚の持ち主。

◇茂木 一葉
主人公達と同じ学園に通う一つ年下の幼馴染。
絵麻のクラスメート。
ケーキ作りが得意。
とある事情から一家が離散してしまい、一人で双子の双葉を待ち続けている。

◇麻生 桐李
主人公達と同じ学園に通う一つ年上の幼馴染。
ほんわかした性格をしている。
主人公が自分のことを「桐李お姉ちゃん」と呼ばないと怒る。

◇青井 智加子
図書委員の仕事に携わる事になって知り合った、同級生。
過去に主人公の親友だった幼馴染の姉。
身体が弱いせいで留年してしまった為、主人公よりも一つ年上。
おっとりした性格をしている。

◆サウンド 85
かなり良かったです。
特に、主題歌、挿入歌、エンディングテーマは何度も聞きたくなるほど印象的でした。
その他の曲も、ゲームの雰囲気に良く合っていたと思います。
音声は実力派声優さん揃いで全く問題なし。

◆サウンド 85
かなり良かったです。
特に、主題歌、挿入歌、エンディングテーマは何度も聞きたくなるほど印象的でした。
その他の曲も、ゲームの雰囲気に良く合っていたと思います。
音声は実力派声優さん揃いで全く問題なし。

◆シナリオ 75
かなり難解です。
最後のヒロイン以外のヒロインのシナリオは、単なる過程でしかなく・・・例えるなら、ジグソーパズルのピースみたいな。
エンディングも最後のヒロイン以外は「何だこの終わり方は」と言った印象が殆どです。
しかし、4人のヒロインをクリアした後、最後のヒロインのシナリオを終えると、全ての謎がようやく解明されるといった運びで・・・。
取って付けた様な「敵」の存在や、酷すぎるサブキャラの扱いなどが気になりましたが、タイムトリップを可能にするマージの存在と、それに翻弄されるキャラ達、そして明らかになる驚愕の真実など、じつによく出来たシナリオだと思います。

◆お気に入りキャラ
国見 絵麻
主人公の事を愛していて、肉体関係もあるのに、酔いつぶれた時勝手に着替えさせたらカンカンに怒ったりと実に可愛い子です。
つーかこんないい子の気持ちを受け入れない主人公は一体何様だ!!

島 武
いい奴なのに全てのシナリオでこの扱い。
ひ、酷すぎる・・・。
出来れば彼についてもう少し掘り下げて欲しかった。

◆総 評 75
単なる萌えゲーとか、普通の恋愛ADVをプレイするような感覚でプレイすると痛い目に遭います。
というのも、各ヒロインのエンディングが殆ど結末として成り立っておらず・・・はっきり言ってしまうとバッドエンド的扱いでしょうか。
最後の真実に向けて、全てのシナリオをプレイしていく覚悟が必要です。

あと、残念なのは「敵」の存在でしょうか。
かなりいい加減で、コレが出てきたせいで一気にシナリオが安っぽくなったような気がします。
見た目も内容も、もう少しちゃんと描くべきだったと思います。
それとサブキャラ達。
酷い目に遭うサブキャラも、主人公達を酷い目に遭わせるサブキャラも、その後のフォローが全くないので「一体なんだったの」みたいな。
消化していない伏線もありましたし、細かい部分をもっとフォローすれば更に良くなったと思いますが・・・。
もう一つ気になったのは、主人公と義妹である絵麻との関係に対する周囲の反応。
そりゃあ血が繋がってたらヤバイですが、義理の兄妹なんだから、恋愛関係になったっていいと思うのですが。
・・・それとも、主人公と絵麻が義理の兄妹だって事を皆知らないのだろうか、確かにそういう描写は無かったが。

プレイ時間は既読スキップを使って12時間程度、自分で色々とシナリオを考察しながらプレイするのが好きな人は、是非プレイしてみてください。