|
秋。
ルドルフとアルフレートがつきあい始めてから、2ヶ月。 2人はいつも一緒にいた。 ルドルフとアルフレートは、互いになくてはならない関係となっていた。 同じ学校に通い、同じ家に住んでいる2人にとって、それは当たり前だった。 周囲も2人の関係には口出ししなかった。 だが、1人だけ2人の関係を快く思わない者がいた。 マリーである。 ルドルフに対して密かに想いを寄せているマリーは、なんとかしてアルフレートとルドルフを引き裂こうとしていた。 (ルドルフ様は私のものよ・・あんたみたいな使用人に似合うと思っているの?!) ある日、マリーは下校途中のアルフレートを捕まえた。 「ちょっと、お話したいだけどいいかしら?」 喫茶店のテーブルで、マリーはあからさまに敵意をむき出しにした。 「あんたにルドルフ様は似合わないわ。ルドルフ様に似合うのは私よ。さっさとルドルフ様と別れなさいよ!!」 「・・それはできません・・」 マリーは激高して、コップの水をアルフレートに掛けた。 「あんたから必ずルドルフ様を奪ってやる・・どんなことをしてもね!!」 マリー、アルフレートに一方的に感情をぶちまけ、去っていく。 マリーはアルフレートのことを完全に嫌い、一方的にルドルフ様に想いを寄せ、 「ルドルフ様の妻になるのは、私だけ。」 と勝手に妄想してるんです。ローズマリーと、なんら変わらないような・・。 第1部後半では、マリーよりも恐ろしく自己中の女が出てきますので。 Novel&Message by 千菊丸さん |