百合と薔薇

第8話:アルフレートとマリー


作:千菊丸さん
秋。 ルドルフとアルフレートがつきあい始めてから、2ヶ月。
2人はいつも一緒にいた。
ルドルフとアルフレートは、互いになくてはならない関係となっていた。
同じ学校に通い、同じ家に住んでいる2人にとって、それは当たり前だった。
周囲も2人の関係には口出ししなかった。
だが、1人だけ2人の関係を快く思わない者がいた。

マリーである。

ルドルフに対して密かに想いを寄せているマリーは、なんとかしてアルフレートとルドルフを引き裂こうとしていた。
(ルドルフ様は私のものよ・・あんたみたいな使用人に似合うと思っているの?!)

ある日、マリーは下校途中のアルフレートを捕まえた。
「ちょっと、お話したいだけどいいかしら?」
喫茶店のテーブルで、マリーはあからさまに敵意をむき出しにした。
「あんたにルドルフ様は似合わないわ。ルドルフ様に似合うのは私よ。さっさとルドルフ様と別れなさいよ!!」
「・・それはできません・・」
マリーは激高して、コップの水をアルフレートに掛けた。
「あんたから必ずルドルフ様を奪ってやる・・どんなことをしてもね!!」









マリー、アルフレートに一方的に感情をぶちまけ、去っていく。
マリーはアルフレートのことを完全に嫌い、一方的にルドルフ様に想いを寄せ、
「ルドルフ様の妻になるのは、私だけ。」
と勝手に妄想してるんです。ローズマリーと、なんら変わらないような・・。
第1部後半では、マリーよりも恐ろしく自己中の女が出てきますので。

Novel&Message by 千菊丸さん


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