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シュティファニーが死に、彼女の遺体は実家に運ばれた。 ルドルフは、葬儀の間中、シュティファニーの両親から散々なじられた。 「人殺し!シュティファニーを返して!私の可愛い娘を返して!」 シュティファニーの母親は、そう言ってルドルフにつかみかかった。 ルドルフは、ひたすら耐えていた。 「お父様・・」 「大丈夫だよ、エルジィ。お父様が守ってあげるからね。」 ルドルフは、愛娘を抱きしめた。 やがてアルフレートが、再びハプスブルク邸で働くこととなった。 父・フェリックスとの8ヶ月ぶりの再会に、アルフレートは涙を流した。 「アルフレート、会いたかった・・」 「父さん、心配かけてごめんね・・」 ルドルフとアルフレートは、誤解が解け、幸せな日々を送っていた。 「アルフレート、お前と離れていた頃は、気が狂いそうだった。あいつの嘘に騙されて、躍らされて・・でもあいつの嘘がバレて、あいつが死んで・・私はやっと、お前を信じることができた。」 「ルドルフ様、私はあなた様と離れていた頃、デザイナーを目指してがんばりました。それは、いつかあなたの服をデザインしたいという夢があったから、今まで頑張ってこれたんです。 こうしてあなた様と共にいられて、嬉しいです。」 アルフレートはそう言って、ルドルフの手にロケットを渡した。 「これは・・」 ルドルフはロケットを開いた。 「私がいままで持っていた物です。あなたの写真を見るたびに、あなたが傍にいるような気がして・・」 ロケットには、高校生のルドルフと、大学生のアルフレートが写っていた。 「そうか・・」 また意味不明な文ですいません。 『百合と薔薇』は全60回を予定してます。 Novel&Message by 千菊丸さん |