百合と薔薇

第52話:心中


作:千菊丸さん
シュティファニーはそっとアルフレートに忍び寄り、ナイフを振りかざした。
「お前なんか、いなくなればいいのぉ!」
アルフレートはナイフの刃を、かろうじてよけた。
「お前がいるから、あの人は私を愛してくれないのよ!ここで死んでぇ!」
シュティファニーは狂気に支配され、アルフレートをナイフで切り裂いた。
「何事だっ!」
騒ぎを聞きつけたルドルフが、部屋に入ってきた。
「アルフレート、大丈夫か?」
シュティファニーは、ハプスブルク邸を逃げ出した。
バーベンブルク邸では、バーベンブルクが頭を抱えていた。
ルドルフを潰す計画がバレ、そして彼が行った数々の悪事もバレ、会社は倒産してしまった。
(私はどうしたら・・)
その時、女の叫び声が聞こえた。
「開けて−、誰か開けて−!」
バーベンブルクがドアを開けると、そこにはシュティファニーが立っていた。
「夫に嘘がバレちゃった・・もう私だめだわ。」
「大丈夫ですよ、奥様。私と共に行きましょう。」
バーベンブルクとシュティファニーは、車で川へと向かった。
「私、もうだめだわ。あの人に全てがバレたの。もう、おしまいよ・・」
「大丈夫ですよ。」
「いいえ。私は無一文でハプスブルク邸を追い出されるの。」
朝日が昇る。
「きれいな朝日。」
「奥様、愛してます。この瞬間に、あなたと死にたい。」
「私、あなたと死んでもいいわ。」
バーベンブルクはその言葉を聞くと、車のアクセルをふかせた。
車は川へと一直線に落ちていった。









あとがき長いこと書いていなくてごめんなさい。
シュティファニー、バーベンブルクと心中する。

意味不明な文ですいません。

シュティファニーは夫に愛されたいだけだったのに・・悲しい結末を迎えてしまいました。

Novel&Message by 千菊丸さん


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