百合と薔薇

第19話:深まる愛


作:千菊丸さん
シュティファニーは、ハプスブルク財閥次期社長夫人として振る舞い、尊大な態度がますますひどくなった。
アルフレートのことを快く思わない彼女は、以前にも増してアルフレートをいびった。彼女がアルフレートをいびるのは、ルドルフがアルフレートを愛していること、そしてファッションデザイナーへの道を邁進し、夢を持って輝いているアルフレートを激しく嫉んでいたからである。
ある日、アルフレートはコンペに提出するデザイン画を描いていた。
そこへ、シュティファニーがやって来た。
「お前、こんなところで油売ってないで、暖炉の掃除と庭の手入れをして!」
「でも、庭はトムさんが・・」
「あの老いぼれ1人に広大な庭を管理できると思って?さっさとなさい!!」
アルフレートは部屋に鍵をかけ、仕事に励んだ。
だが部屋に帰ると、デザイン画を入れてあったファイルがなくなっていた。
「ああ、あれ?ゴミに出したわ。」
アルフレートは回収される前にデザイン画を見つけ、コンペに提出し、最優秀新人賞を受賞した。
自分の思い通りにいかなかったシュティファニーは、ますますアルフレートをいじめた。
アルフレートにとって、ルドルフとの密会が心の安らぎだった。
「アルフレート、私はお前を命にかけても守ってみせる。」
2人の揺るぎない愛は、ますます深まってゆくのだった・・。

だが、シュティファニーはアルフレートを陥れようと、とんでもないことを考えていた。









シュティファニー、アルフレートをいびる。
幼い頃シュティファニーはピアニストになりたくて頑張っていましたが、火傷で指が変形しピアニストへの夢を断念。夢に向かって邁進するアルフレートを激しく嫉むという設定にしました。

シュティファニーはひねくれやで、自己中心的な女です。
人をいじめることしか楽しみを見いだせない性格です。
そして自分が無視されると我慢できないという性格。

アルフレートとルドルフ様の恋路を邪魔するシュティファニーは・・

Novel&Message by 千菊丸さん


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