| 司会: | アルフレート=フェリックス、 ナージャ=アップルフィールド (ナージャ=プレミンジャー) |
| ナージャ: (以下ナ) | みなさん、こんにちは。『百合と薔薇』第1部は楽しんでもらえた? この会で司会を務めるナージャ・アップルフィールドです。よろしくね♪ |
| アル: (以下アル) | みなさん、こんにちは。ナージャさんと司会を務めるアルフレート=フェリックスともうします。本日はご出席いただき・・ |
| ナ: | アルフレートさん、そんなに硬くならないで!あくまでもここは楽しくおしゃべりするところなんだから。 |
| アル: | すいません。ナージャさん、第1部では少しロマンスが一杯ありましたね。 |
| ナ: | そうね、アルフレートさんとるどるふさんのロマンスが多かったわ。もちろん私とフランシスとのロマンスもあったけど。 |
| アル: | ロマンスてんこ盛りですね。 |
| ナ: | でもアルフレートさん後半でいじめられてたでしょ?あの太った人に。 |
| アル: | それは仕方ないことです。シュティファニー様は、ルドルフ様を取られまいとしてらっしゃいますから。 |
| ナ: | 健気ね・・。 |
| アル: | 気分が暗くなってしまいました・・すいません。 |
| ナ: | いいえ。それにしてもみんな遅いわね。 |
(足音) | |
| フランシス: (以下フ) | 遅くなってごめん!生徒会でちょっともめ事あって・・。 |
| ナ: | フランシス、来てくれたのね。ありがとう。 |
| フ: | 本当にごめんよ、ナージャ。お詫びにこれを・・。 |
(フランシス、ナージャにラッピングされた箱を渡す) | |
| ナ: | 何かしら? |
| フ: | 遅くなったけど、誕生日プレゼント。君が気に入るかなと思って。 |
| ナ: | (箱を開ける)・・わぁ、素敵なバレッタ!ありがとう、フランシス!! |
| フ: | それだけじゃないんだ。これも。 |
| ナ: | 素敵な万年筆だわ! |
| フ: | 僕とお揃いだわ。 |
| ナ: | フランシス・・私なんと言ったらいいか・・ありがとう、嬉しいわ・・。 |
| アル: | お2人とも、お幸せそうで何よりです。 |
| ナ: | ごめんなさい、私ったら浮かれて。司会をあなたに任せきりだわ。 アルフレートさん、ルドルフさんとはどうなっているの? |
(ナージャの言葉にアルフレートの表情が少し暗くなる) | |
| アル: | ルドルフ様は、私をお許しにならないでしょう・・私は、あの方の元を黙って去ってしまったのですから。 |
| ナ: | それは、あの人の奥さんがアルフレートさんの車に仕掛けをしたからでしょう?! 悪いのはあの人だわ!! |
| フ: | ナージャ、やめるんだ。 |
| ナ: | フランシス、でも・・ |
| フ: | ここはシュティファニーさんを責める場所ではないよ。それにアルフレートさんは防ぎようがなかったんだ。人には事情というものがある。誰も彼女を責める権利はないよ。 |
| ナ: | ごめんなさい・・私ったら、感情的になっちゃったわ。 キッチンに行って、お料理を用意してくるわ。 |
(チャイムの音) | |
| アル: | どうぞ。 |
(ドアを開けるアルフレート。だがその顔が凍り付く) | |
| フ: | どうしたんですか、アルフレートさん? |
(立ちつくしたまま動かないアルフレートを訝しみ玄関先へと向かうフランシス。 そこにはルドルフの姿が) | |
| ルドルフ: (以下ルド) | 久しぶりだな、アルフレート。 |
| アル: | ルドルフ様・・何故ここに? |
| ルド: | 何故って?『百合と薔薇』第1部が無事終了したから、パーティーに呼ばれて来たんだ。 |
| アル: | 奥様はどうなさったんです? 今夜は奥様のお誕生日のはずでは・・。 |
| ルド: | あの女の誕生日には興味がないし、あの女の存在にはうんざりしている。それよりもこっちのパーティーの方が大事だ。娘も連れてきた。 |
| エリザベート: (以下エルジィ) | はじめまして、エリザベートです。 |
| アル: | はじめまして、アルフレート=フェリックスです。 |
| ルド: | しばらく見ないあいだにやつれたな、アルフレート。 |
| アル: | ええ、あの事故から色々あって・・ |
| ルド: | 私があの女の企みに気づいていれば、お前をあんな目に遭わせずに済んだのに・・すまないな・・。 |
| アル: | いいえ、あの事故は誰のせいでもありません。今はナージャさんとダンデライオン一座の皆さんによくしてもらっていますし、ご心配なさらないでください。 |
| ルド: | アルフレート!! |
(アルフレートを抱きしめるルドルフ。 ルドルフに微笑むアルフレート。 それを見て微笑むフランシス) | |
| ナ: | エルジィちゃん、来てくれたのね、ありがとう!! |
| エルジィ: | ナージャお姉ちゃん、こんにちは! |
| フ: | 2人とも、知り合いなの? |
| ナ: | ええ、前にうちの公演を見に来てくれたの。楽しんでちょうだいね。 |
(チャイムの音) | |
| シルヴィ: (以下シ) | こんにちは、ナージャ。遅くなるけどお誕生日おめでとう。 |
| ラファエル: | ナージャ、久しぶりだね。 |
| ナ: | シルヴィ、ラファエル来てくれたのね、ありがとう!! |
| シ: | あなたに特別のプレゼントよ。 |
| ナ: | これ・・アルバム?どうして? |
| ラファエル: | 僕たち、プロとしてデビューすることになったんだ。 それは来月に発売するアルバムだよ。 録りたてのを君にプレゼントするよ。 |
| ナ: | ありがとう、嬉しいわ。デビューおめでとう、2人とも。 |
| シ: | プロになっても私はダンデライオン一座の歌姫よ。 |
| キース: (以下キ) | どうも。 |
| ナ: | キース、来てくれてありがとう。 |
| フ: | 久しぶりだね、兄さん。 |
| キ: | ああ・・。 |
| ナ: | 料理ができたわ。今日はピザとサラダ。さあ召し上がれ!! |
| ナ: | (キース、フランシス、ピザを口に運ぶ。) |
| キ: | 美味い。 |
| フ: | おいしい。 |
| ルド: | いい味だな。外はパリパリサクサク、中はトロトロクリーミー。 |
(アルフレート、ナージャ、ルドルフ、フランシス、キース、シルヴィ、ラファエル、しばし時を忘れてピザを頬張る) | |
| ナ: | ところでルドルフさん、第2部ではメイクが濃くなるんですって? |
| ルド: | ああ、悪役だからな。韓国ドラマの悪役はいつも厚化粧と決まっている。 |
| キ: | そしてオレはライバルだから次に濃いんだ・・まだ若いからナチュラルでいいって言ってるのに、メイクさん二重に濃いアイラインとマスカラ塗るからけばけばしくなって嫌になっちゃうよ。 |
| ルド: | どうせ私は30過ぎのオヤジだよ・・。 |
| アル: | ルドルフ様、タバコをやめればツヤツヤとしたお肌に戻れますよ・・。 |
| フ: | アルフレートさん、それ全然フォローになってないと思うよ。 |
| ルド: | 私はオヤジ・・私はオヤジ・・ |
| フ: | 完全にすねちゃってるよ・・。 |
| アル: | 大丈夫です、また復活しますから・・。 |
| ナ: | よほどショックなのね、老化するのが・・。 |
| ラファエル: | ナージャ、君って結構きついこと言うね・・。 |
| キ: | 毒舌だな、ナージャ。 |
(チャイムの音) | |
| ケンノスケ(以下ケン)、オババ、リタ: | お邪魔しま〜す!! |
| ナ: | いらっしゃい。 |
| ケン: | ナージャ、俺達って1部では存在薄くないか? |
| リタ: | なんだかナージャとフランシスさんのロマンスばかりだったような・・。 |
| オババ: | この小説は『明日のナージャ』と『天上の愛地上の恋』のコラボレーション小説だろ? どうしてあたしたちだけ出番が少ないんだい? |
| 千菊丸: (以下千) | すいません、2部からはどんどん出してゆく予定ですので許してください・・。 今実生活が立て込んでいるので・・。 |
| オババ: | それだったら仕方ないね。 |
| ケン: | そういやブログに書いてあったよな、宿題がまだできないとかって。 |
| リタ: | あっちにも小説書いてるよね。過激だけど。 |
| ナ: | リタ、そのブログどこの? |
| リタ: | 確かZAQっていうところの・・。 |
| ナ: | 見たい、見たいわ!! |
| ラファエル: | まだ君が見るものではないよ・・。 |
| ナ: | キース、パソコン貸して、早く!! |
(チャイムの音) | |
| キ: | ナージャ、お客さん来たよ、お客さん!! |
| レオナルド: (以下レオ) | やぁ僕のバラのつぼみちゃん、元気だったかい? |
| ナ: | 私はナージャです!! |
| ティエリ: (以下テ) | やぁナージャ、そして未来のトップデザイナーさん。 |
(アルフレートに微笑む) | |
| アル: | いいえ、私は仕事をこなしてるだけです。 |
| テ: | 彼はよく働くよ。君のお陰で、うちのブティックの売り上げが伸びたよ。バイヤーからの評判もいいし。 |
| ルド: | お前、昔デザイナーになりたいと言っていたな。デザイナーの夢が叶いそうだな。 |
| ナ: | どうしてアルフレートさんはデザイナーになろうと思ったの? |
| アル: | 私の亡くなった母が、デザイナーだったものですから。ブティックでいきいきと働く母の姿を見て育ったので、母のようなデザイナーになろうと子供の頃から思っていました。 |
| ルド: | お前ならなれるさ。 |
| シ: | そうよ、夢は叶うものなのよ。 |
| オババ: | そういえば、これからルドルフさんとキースの火花が散るんだよね?一部過激なセリフがあるとかで。 |
| ルド: | 監督が指示細かくて、それもキースとの絡みを必ず入れてくる。 |
| キ: | 監督は昼ドラと韓国ドラマにハマッてるからな。 |
| フ: | スケジュールがハードで、撮影終わって休憩時間が5分だけだったよね。 |
| ルド: | ああ、あれはきつかった・・。夏にはメイクが取れてベタベタになるし、水飲む時間ないし・・。 |
| キ: | それにスタジオ暑くて、みんな熱中症寸前になったよな。
『百合と薔薇』第1部が終了したので、第2部の前に座談会を書いてみました。 ここでは撮影裏話や、主人公達の素顔などを書いていきたいです。 まぁ、トークバラエティ番組のようだと思っていただければ。 全部で3回くらいを予定しております。 中盤までコントのようになってしまいました。 なんだか雰囲気出すの難しいです。 Novel&Message by 千菊丸さん |