うたかた

作:千菊丸さん

第18話:明かされた真実


スウリヤの死から16年。
有輝は19となり、元服し、光武帝に即位した。
若い帝を助けるため、有匡が宰相となった。
有匡はもう48。
定年が近づいていたが、残りの人生は、我が子のために尽くそうと決意した。
そして、有輝に出生の真実を明かすことを決意した。

穏やかな夏の日。
「母上、お話とはなんでしょうか?」
麗景殿に火月から呼び出された有輝は、重苦しい雰囲気を感じていた。
「お前に、話さなければならないことがあります。」
火月は御簾をまくり、有匡と有輝の前に来た。
「お前は帝の子ではないの・・お前と妹、弟たちは、ここにいる有匡様と私との間の子なのよ。」
有輝は火月の言葉を信じられなかった。
(嘘だ・・僕は・・不義の子・・)
「有輝!」
有輝は御所から飛び出した。

嘘だ。
有匡様が、僕の父上・・
こんなの夢だ、夢だ!
悪い夢だ、覚めてくれ・・






有輝、自分の出生の秘密を知る。
いままで帝の子として大切にされてきた有輝。
だが実は腹違いの兄妹・有匡と火月との間にできた不義の子だと知る。
残酷な真実を突きつけられた有輝は狼狽する。
なんだかあっというまに佳境に入ってしまいました。
ジェットコースターストーリーになってしまった。
前半が長々と書いていたぶん、後半はメリハリをつけて書いてみようと思います。







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