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ルイーゼがモンテリオの部屋のドアをノックしたが返事がない。 嫌な予感がして、ドアを開けると。 そこには、息絶えたモンテリオが椅子に座っていた。 ルイーゼの悲鳴が、ドルヴィエ邸に鳴り響いた。 「なに?!どうしたのっ?!」 彼女の悲鳴を聞きつけてコリーヌ達がやってきた。 「旦那様が・・」 タルミーナは、モンテリオの遺体を見た。首を絞めた跡がある。 「ここに誰か入った人は?」 「いいえ、誰も。ずっと1人でした。」 「じゃぁ誰が・・」 マリーは床に落ちていた扇子を拾った。 「これは、お嬢様が愛用されていた・・」 「モンテリオ!」 ソフィアは変わり果てたモンテリオの姿に悲鳴をあげた。 「ソフィア様・・」 ソフィアは扇子を見た。 「ガブリエルが、私の夫をっ!」 「ソフィア様、ガブリエル様は先ほど舞踏会へお行きになりました。」 「いいえ、あの忌み子がやったのよ!」 ソフィアは兵士にガブリエルに殺すようにと命じた。 「モンテリオ、あなたの仇は、この私が取ってあげてよ・・」 「ルシファー!」 ガブリエルはルシフェルに駆け寄ろうとしたが、リリアンが飛びかかってきた。 「死ねぇ!」 リリアンはガブリエルの左胸に刃を突き立てようとしたが、彼女の口から血が噴き出た。 「お姉様・・いや兄上、ご無事でしたか。」 「ニコルっ!」 リリアンが床にどうと倒れた。人々は悲鳴をあげた。 ルシフェルは死にかけていた。 「ガブリエル、どこだ?」 「私はここよ、ルシファー。」 ガブリエルはそう言ってルシフェルの手を握った。 「愛・・し・・て・・る・・よ・・い・・つ・・ま・・で・・も・・」 そう言ってルシフェルはガブリエルの腕の中で息絶えた。 「嫌・・ルシファーは死んでない!」 額がポウっと、赤い光を放った。 彼は死んでいない。 これは夢だ。 「死んでない・・ルシファーが死んだなんて嘘よぉー!」 王宮の上空に暗雲が立ちこめ始めた。 大変ご無沙汰しております。 最近連載を数本抱えておりまして、「PURE」まで手が回らなくなり、続きを書くのが遅れてしまいました。 本当に申し訳ないです。 Novel&Message by 千菊丸さん |