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百合は、火月を睨んだ。
「あなたは・・私の夫を盗んだ!」 百合はそう言って、火月の髪を掴んで殴り飛ばした。 結っていた髪が乱れ、ダイヤのかんざしが畳の上に落ちた。 「あなたを殺す!」 百合はそう言って、バッグの中から拳銃を取り出した。 「あんたさえいなければ・・あたしの人生は・・」 百合はそう言って火月にねらいをつける。 「やめろ!」 火月が目を閉じたとき、有匡が入ってきた。 「あなた、邪魔しないでよ!」 百合はそう言って有匡をにらんだ。 「百合、私はお前を愛していない。私はいままでお前にお前に嘘を付いていた。」 「これが嘘、嘘なのよ!」 百合の言葉に、有匡は首を振った。 「嘘は、いままでの私たちの方だ。」 百合は畳にへたり込んだ。 「行こう。」 「へえ。」 「・・ハハ、ハハハ・・」 Novel&Message by 千菊丸さん |