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「なんでそないなことを・・」
「あんたが憎いからに決まってるからやないの。」 美咲はそう言って火月を睨んだ。 「あんたはいつもおかあさんに可愛がられて、お客様にも可愛がられて・・なんであんたばっかり!」 美咲は火月の首を絞めた。 「やめて・・」 「あんたなんか死によし! そうすれば有匡様はうちのもの・・」 「何してんや、あんた! やめなはれ!」 火月の叫び声を聞いた狭霧が部屋に入ってきて、美咲を突き飛ばした。 「火月ちゃん、大丈夫か?」 「へえ・・」 「うちはあんたを破滅させてやるわ・・絶対に!」 そう言って美咲は部屋を出た。 そして自分の部屋に行き、ノートパソコンを開いた。 (うちは、あの子を潰す! そのためなら、なんだって・・) 有匡は、画面を見てそう呟いた。 そこには、『祇園の秩序を乱した舞妓・火月に制裁を!』の文字の下に、火月の写真が大画面で映し出されていた。 「くくく・・これで有匡様はうちのものや!」 美咲ちゃん、火月ちゃんを潰すためにとんでもないことを。 次回、火月ちゃんと百合の直接対決。 Novel&Message by 千菊丸さん |