PURE

第六幕
『障害』

第17話


作:千菊丸さん
「なんでそないなことを・・」
「あんたが憎いからに決まってるからやないの。」
美咲はそう言って火月を睨んだ。
「あんたはいつもおかあさんに可愛がられて、お客様にも可愛がられて・・なんであんたばっかり!」
美咲は火月の首を絞めた。
「やめて・・」
「あんたなんか死によし! そうすれば有匡様はうちのもの・・」
「何してんや、あんた! やめなはれ!」
火月の叫び声を聞いた狭霧が部屋に入ってきて、美咲を突き飛ばした。
「火月ちゃん、大丈夫か?」
「へえ・・」
「うちはあんたを破滅させてやるわ・・絶対に!」
そう言って美咲は部屋を出た。
そして自分の部屋に行き、ノートパソコンを開いた。
(うちは、あの子を潰す! そのためなら、なんだって・・)
有匡は、画面を見てそう呟いた。
そこには、『祇園の秩序を乱した舞妓・火月に制裁を!』の文字の下に、火月の写真が大画面で映し出されていた。
「くくく・・これで有匡様はうちのものや!」









美咲ちゃん、火月ちゃんを潰すためにとんでもないことを。
次回、火月ちゃんと百合の直接対決。

Novel&Message by 千菊丸さん


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