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「あんた、何考えてんのや! 人の旦那盗るやなんて!」
綾乃はそう言って火月を睨んだ。 「綾乃さん姐さん、何を言ってるのかわからしまへん。」 「とぼけんのもいい加減にしよし!」 綾乃はそう言って週刊誌を火月に向かって投げた。 「っ・・」 火月は紙で切った頬を撫でながら、週刊誌を見た。 そこには、『土御門財閥の御曹司・A氏が妻を捨て京へ! 若様のハーとを射止めたのは15歳の舞妓!!』という見出しが躍っていた。 「これは・・」 「あんたは祇園の恥さらしや! さっさとここから出ていきよし!」 綾乃はそう言って部屋を出ていった。 「ほんま、あんたは祇園の恥さらしや。人気があるからって、ええ気になって・・ざまあみろやわ。」 美咲はそう言って笑った。 「奥様は今頃カンカンやなぁ。 旦那をあんたのような年端のいかない小娘に盗られて・・」 美咲はそう言って、まずいといった表情を浮かべたが、もう遅かった。 「美咲ちゃん・・あんたがこの記事をリークしたん?」 「そうえ。」 美咲ちゃんは週刊誌の記事をリークして、綾乃さんが火月ちゃんに対して怒りを爆発させるように仕向けました。 汚い真似をする女ですね・・。 全てはライバルを蹴落としたいがため・・次回、美咲ちゃんがとんでもないことを! Novel&Message by 千菊丸さん |