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1914年8月31日、フランス・パリ。 エドとウィリーは、ボリニュイ邸に滞在していた。 パリの街は戦争が始まって間もないというのに、戦争前と変わらない生活をパリ市民は送っている。 「・・戦争中なのに、こんなにのどかでいいのかなあ?」 「別にいいじゃないか、僕は君といられることが嬉しいよv」 ボリニュイはそう言ってエドに抱きつこうとしたが、エドはそれをかわした。 「つれないねぇ。僕は君と仲良くしたいだけなのに。」 「お前となんか、仲良くなりたくないわっ!」 「いいよ、なんだかんだ言って君は僕のこと好きなんだろ?」 「一生言ってろ、このホモ軍人!」 「2人とも、痴話喧嘩はそれくらいにして、片付けを手伝ってくれないかな?」 ウィリーはそう言って笑いながら食器を片付け始めた。 「父さん、こいつの口塞いでよ!」 「僕が黙れば、ムードメーカーの役目が果たせないじゃないか。」 「お前はただうるさいだけだよっ!」 その時、執事のアンドレが慌てた様子で部屋に入ってきた。 「だ、旦那様・・」 「どうしたんだい、アンドレ?」 アンドレは主人に1枚の紙を渡した。 「・・冗談を言っている暇はないな、これからは。」 書いてみました、エドとボリニュイの痴話喧嘩。 ラストでボリニュイが受け取ったのは、召集令状です。 Novel&Message by 千菊丸さん |