陰陽師・土御門有輝

第43話:郷愁


作:千菊丸さん
有輝は鄙びた漁村で朝から晩まで過酷な労働をかせられていた。
ここに来るまでに家族と別れ、「第2の父」だった雅和を失い、半ば放心状態で有輝はここにたどり着いた。
京に戻りたい。
戻って雅和の無念を晴らしたい。
そう思っていても、有輝は漁村から出られない。

有輝がこの漁村に来て3ヶ月。
過酷な労働により、謀反の罪で流された者達は死んでいった。
安い賃金で雇われ、粗末な食事を与えられた。
(こんな生活、いつまで続くのだろう・・・)
有輝は、有匡のことを想った。
そして父を失った親友のことも。
(狼英、ごめんな。)
京に帰りたい。
有輝は京のある方向を見た。
そこには満月が昇っていた。









有輝君、伊豆の漁村で辛い日々を送る。
彼が京に戻る日は来るのでしょうか。

玉響さんは、有匡さんたちと対立せざるおえない立場に立ってしまいました。
文観は、平家のように隆盛を極め、一気に没落してゆくのでしょうか。

Novel&Message by 千菊丸さん


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