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1333年、夏。 土御門邸には、有匡と火月、そして3人の子ども達の笑い声が響いていた。 「にいさま、待ってよー」 「ここまでおいでー」 花畑の中、追いかけっこをする有輝と華月。7歳と5歳ー2歳違いの2人は、喧嘩はするが、仲の良い兄妹である。 毎日2人で山の中を駆け回ったり、海で泳いだり・・2人の兄妹は、遊びに熱中していた。 有匡と火月は、そんな兄妹を微笑ましく見ていた。 「こんなに幸せだったことは、1度もなかったな。だが、今がとても幸せだと思っている。」 情事の後、有匡は火月の髪を撫でながらそう呟いた。 この幸せが、ずっと続きますように・・ 火月は、流れ星にそう、願った。 [千菊丸さんコメント] 短い文ですいません。 土御門家の幸せな日々を、淡々と描いてしまってすいません。 次回は有匡さんと有輝君との間に事件が起こります。 |