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有匡達は、久しぶりに唐土の地を踏んだ。 紅牙族のみんなは、有匡達を歓迎してくれた。有輝達は、紅牙のこども達と仲良くなった。 琥龍と禍蛇の間には、7人の子どもが生まれていた。浮気性な琥龍に、禍蛇は始終夫に怒鳴り放しだが、仲はよい。 唐土での日々は、平穏な平和が訪れたようだった。有輝は、紅牙の子ども達と遊び、遠乗りをしながら、母を亡くした悲しみをすこしずつ癒していった。 だが、有匡に火月の死を告げなければならないと思うと、有輝の胸は苦しかった。 有輝達が唐土に行ったのはたったの1度だけ。匡喜が生まれ、紅牙のみんなにお披露目をしにいったのだ。 紅牙の村は賑やかになった。数年前にベビーラッシュが起こり、出生率が上がった。滅亡の危機に瀕していた紅牙族だが、人口増加によって、その危機は脱したようだ。 母は亡くとも、有輝達は唐土の新緑の大地で、のびのびと育っていった。 唐土での平穏な日々。紅牙のみんなが書きたかったのです。琥龍と禍蛇との間には7人も子どもが生まれ、紅牙の村にはベビーラッシュが起き・・と、様々な変化がありますね。 LaLa DX4月号の「火宵の月〜春吹雪〜」の冒頭で、有匡さんが禍蛇に、「結婚運は大凶。子沢山な上、夫の浮気で情緒不安定」みたいなことを言って占ってましたので。その占いが当たったという設定にして書きました。 有匡さんにいつか母の死を告げなければならないことを苦悩する有輝君。苦労は耐えませんね。 自分自身も、母の死が信じられないのにね。 唐土で、心の傷を少しずつ癒して欲しいですね。 |