陰陽師・土御門有輝

第16話:新たなる陰謀


作:千菊丸さん
有匡が脱走したことを泰成の文で知った文観は、その日一日中、琴弥を犯した。
文観は、有匡に出し抜かれたことに激しく憤っていた。文観にとって有匡の存在は、疎ましいものであった。呪力を奪われたとき、激しい憎しみと怒りで身を切り裂く思いであった。
有匡の行く先はわかっている。
有匡が連行された際、「唐土へ逃げろ」と息子に言ったのを聞いた者がいたからだ。

(私から逃げられると思っているのか、有匡。)

文観は不敵な笑みを浮かべた。









文観の新たなる陰謀が、いよいよ明らかに・・ストーカー坊主はどこまでも。
彼は自分に対してコンプレックスを抱いていて、自分にはないものを持っている有匡さんに対する嫉妬し、そして呪力を奪われたことによって、激しい憎しみを抱くことになったんではないでしょうか・・。
こわいなぁ。恨みだけで生きる人生。
本編でも怖いです。
近づきたくないです、この種の人には。

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