街の灯がこんなにも小さく見えるよ。
きみは、このどこかで、僕のことを考えているのだろうか。
みたされた時間が、どれほど幸せなのかを、
僕は今わかった気がするよ。
空が、紫色にそまるころに、僕は君からどれだけ離れているのだろうか。
君の側にいられた時間は、こんなにも
こんなにも大事だったよ。
いつか、もし、もう一度君に出会えるのなら、
もういちど、満たされる時間が出来るのだろうか。
指を絡め、愛した日々をとりもどれるのだろうか。
夜明けが来る前に、そんな自分をすてたいけれど、
今は、今だけは、愛を何かを、この胸にいだかせてくれ。
街の灯が遠くに消えた。
傷つける事も、愛を囁くことももうないけれど、
僕は、君がいたあの時間を忘れない。
いつかどこかで、巡り合えたら・・・・・・・・・・・。
あの街を、もう一度君と歩こう。
雪が綺麗な、真っ白にそまるあの街を・・・・・・・・。
いつかどこかで、会えないと分かっていても、
僕は、今君を想う・・・・・・・・・・・。
情けないほどに、君を・・・・・・・・・・・・。
はじまりも終わりも、君のなかにあるから。
<了>
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