フェイス
〜グラフィティシリーズ〜

作:秋月和至(おうぢ)さん

〜Jyoshimaパート〜

おかしい。
堂本送ってきてから、ハルイチ君の様子がおかしい。
なんていうか、うわの空って感じや。
「どないしたんや、ハルイチ君。」
思わず、わいは駆け寄った。
「いや、ちょっと。すまん。今日は調子わりいんだ。」
ただ、うつむいたままの
「そっかぁ、あんま無理はしたらあかんで。なんや、風邪も流行ってるみたいやしなぁ。」
ぽんと、肩に手を置いてやる。
「なぁ、ジョーシマ。今日、時間あるか?」
神妙な顔つきの、ハルイチ君。
「う?わいは、年中暇やで。」
「じゃぁ、帰りいつものところ行かないか?」
「わかった。そうしょう。」
なんか、しこりがあるなぁ。今日のハルイチ君。
まぁ、あそこに行けば分かるか………。
まぁ、練習、練習!!
大会は近いからなぁ。



「で、どないしたんや?」
わいは、椅子に腰掛けた。
「あぁ。」
気まずい雰囲気のハルイチ君。
「おねえさん、わいは、豚たまねぇ〜。」
そう、ここはわいや、ハルイチ君など、
気心しれたメンバーでくるお好み焼き屋なんや。
よく相談場所としても使われる。
「じゃぁ、俺はイカ玉で。」
ハルイチ君も注文する。
「なんや、今日はすごい、うわの空やったみたいやけど、どないかしたん?」
わいは、混ぜた材料を、熱せられた鉄板に広げる。
「ちょっとな。あのさぁ。堂本にな………。」
同じように、混ぜた材料を鉄板に広げるハルイチ君
「堂本がどないしたんや?」
ジュージューと焼ける音がする。
「好きだって言われた。」
ハルイチ君から、意外な一言。
「はぁ?」
思いかけない一言に、絶句した、わい。
たしかに、堂本のやつ、ハルイチ君に好意もっとるのは知ってたけどなぁ。
そうかぁ。告白したんか。
「で、どないすんの?ハルイチ君は。」
わいは、お好み焼きをひっくり返した。
「俺は、好きな子が居るんだ。」
「そうかぁ。」
「だから、堂本には、断ろうと思う。」
ハルイチ君も、お好み焼きをひっくり返す。
初めて来た時は下手やったけど、今は巧いわぁ。
「それをずっと考えてた。」
「そらしゃーないな。」
「俺、長瀬の事が好きなんだ。」
な、なんやて!?
長瀬が好き。
神様ちゅーもんは、どこまでヒドイんや。
わいの友達が、なんでわいと好きな相手が同じやねん。
たしかに、初めて出会ったとき、二人はええ雰囲気やったけど、
仲の良い友達でかしかないとは、後でわかった。
でも、でもや、なんでやねん。
こんなに、信頼したい友人と、こないなことが、カブってしまうんや?
「わいもな、長瀬の事好きやねん。」
こんときのわいの顔はどんな顔してたんやろうか?








To be Continued!!




おうぢさんのコメント

さぁ、いよいよ最終話と、
外伝2を残すだけとなりましたが、
さてさて、どうなるのか?
期待は裏切りませんよ。みなさま。(笑)




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