Desire

作:千菊丸さん



Part.35 変貌

弓月は男達に犯された。
その後弓月はまもなく釈放された。
「弓月!」
ボロボロになった弓月は花月に抱きすくめられた。
弓月は涙を流した。
それから3日ほど、弓月は悪夢にうなされた。
花月は社交界への誘いを断り、1日中弓月の傍にいた。
おかげで弓月は回復した。
だが。
これで終わったわけではない。
美那子と映画を楽しんだ弓月は帰り道、不良少年グループと出くわした。
弓月は無視した。
グループの少年の1人が弓月に殴りかかった。
弓月は少年の腕をねじ曲げた。
「ひぎゃああー」
断末魔の叫び声が夜の公園に響く。
「ひぃっ」
少年達は弓月の姿を見て叫んだ。
そこには金の髪、青い瞳ー鬼の姿をした弓月がまさしく立っていた。
あとは少年達の叫び声だけが響いた。
「う・・」
弓月は我に返った。
「!」
自分の手や服に付いている血を見て弓月は驚いた。
弓月は血の海のまっただ中にいた。
彼は自分が何をしたか悟った。
弓月は鬼に変化し、人を喰った。
「嫌だぁぁぁー!」


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