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Part.25―最後の戦い―Trauma 「何もしてないわ!」 「いいから来るんだ!」 1人の警官が言った。 「いいか、お前には黙秘権がある。このことは絶対に・・」 言葉は続かなかった。美那子は警官を投げ飛ばした。 1人の警官が発砲した。 弾は電信柱に当たった。 「現場から犯人が逃走。年は16、ショートカットの女。犯人は極めて凶暴だと思われる。」 美那子は逃走し、公園にいた。 「よお。」 弓月が目の前に現れた。手には太刀を持っている。 「素手で勝負しましょう。」 「望むところだ!」 弓月のパンチが美那子の顔をかすった。 「やるじゃない。でもこれでどうかしら?」 美那子のパンチが弓月の脇腹にヒットした。 その頃、晴明は弓月の心を取り戻す儀式を行っていた。 晴明は呪文を唱えた。 「ΦΨβ・・FЫЩЖЁ・・・」 魔法陣の中央においてある水晶玉が光り出した。 「КЛРЯёсцяюУбзЗгщьцффф・・」 光は水晶玉を包みこんだ。 晴明は最後の仕上げに入った。 「闇卯袷亜茜郁奥下艶薗遠沖焔該概!虚級久儀碍該骸馨蛙浸煽!」 水晶玉を包み込んだ光は弓月めがけて飛んできた。 弓月は美那子にとどめを刺そうとしていた。 太刀で美那子ののどを貫こうとしたその時。 弓月の瞳に光が入ってきた。と同時に、身体が熱くなった。 「う・・あああっ・・」 弓月は悶えた。 美那子はわからず終いだった。 「美・・那・・子・・」 弓月が、心を取り戻した。 「弓月?本当に弓月なの?」 「そうだよ、俺だよ・・会いたかったああ美那子!」 「私もよ弓月!」 そして2人は熱いキスを交わした。 やがて2人は抱き合い、愛を確かめ合った。2人は快楽の波に呑まれた。 「絶対に離すものか・・絶対に!」 「ええ・・ええ!」 かくして弓月は心を取り戻し、鬼共も消滅した。総司の意識も戻った。 だが花月は・・ 「おのれ、あの忌まわしい娘と・・絶対に認めぬ!」 おかんむりであった。 |