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Part.22―第7の戦い―Trust 「・・・痛っ」 弓月は焼けただれた指先を見た。晴明の法力によって、指は赤く腫れている。 晴明は美那子の胸に結界を張ったのだった。だが、落ち度があった。 (待てよ、アソコにはないんじゃ・・) 弓月は美那子のキャミソールの裾をたくし上げた。そして美那子の下着をはぎ取った。 「ひいっ」 美那子の顔に恐怖が走った。 「楽しませてもらうぜ。」 弓月は下卑た笑いを浮かべた。 弓月は美那子を犯した。 白いカウチがみるみる血に染まっていく。 「誰かー」 「無駄だ。」 ガチャン。 カウチの傍の花瓶が床に落ちた。 「そこで何をしておる。」 「あ、兄貴・・」 花月は拳銃を弓月に銃口を向けたまま、歩み寄った。 「そこの娘。」 「?」 部屋に銃声が響いた。 その時、晴明に悪寒が走った。 「真葛!」 晴明は自分の愛猫を呼んだ。 「何でしょう?晴明様。」 「いいか、美那子の様子を見てこい。もし、何かあったら・・」 「はい。」 真葛は、闇の中へと消えていった。 |