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<秋のアレルギー> 9月に入ると秋のアレルギーのシーズンになります。代表的なものはブタクサという雑草の花粉によるアレルギーです。 毎年、8月末から始まり、10月半ばまで続きます。ブタクサ花粉に敏感で重症の方もいますが、春のスギやヒノキほどひどくはないようです。 とはいえ、症状が出たらなるべく早く治療をした方が軽く済みますので、早めの受診をお勧めします。 目がかゆいとか鼻水、くしゃみの他に、咳や皮膚のかゆみなどの症状がでます。特に顔の皮膚に症状が出る方が多いです。顔の皮膚炎には赤くなったりかゆみが出たり、皮がむけてひりひりしたりとさまざまな症状があります。あやしいな・・・と感じたらご相談ください。 <免疫力の低下> 季節の変わり目ですので、疲れやすくなります。 免疫力が低下して、感染症にかかりやすくなったり、アレルギーが悪化したりします。 こういう時期には、睡眠を十分にとり、病気にならないように心がけたいものです。
<虫さされ> お子様が虫に刺されて大きく腫れあがって、心配される方がよくいらっしゃいます。 「うちの子だけ美味しいらしい」とか言われる方もいますよね。 でも、小さい子供のうちは、大きく腫れるのがふつうなんですね。何回も刺されて、何回も腫れるうちに、成長とともにだんだん腫れなくなっていきます。そして大人は蚊に刺されても、もうあまり腫れなくなります。 お子様が虫刺されで腫れたあとはかゆみが強いので、かきむしって血だらけになったり、ばい菌がついてじゅくじゅくしたりします。その後、トビヒになり次々に伝染してしまうことがあるので要注意です。その場合は抗生物質の内服が必要ですので、早めにご来院ください。 また、虫刺されによく効く塗り薬を処方していますので、ご相談ください。 <猛暑の影響> 今年の夏は特に暑さが厳しいようです。連日、高温注意報が発令されています。 そのせいで、汗ばんでいるのに肌が脱水して乾燥している方が多いです。 こういったときは、汗が出ても皮膚は乾燥しており、もろくてかゆくなりやすいので注意が必要です。 真夏でも保湿クリームが必要なんですね。
<アセモのはなし> 蒸し暑い季節になりました。 汗をたくさんかくとアセモになりやすいのですが、ひとくちにアセモといってもその程度にはかなり個人差があります。 軽い人なら、こまめにシャワーを浴びる事でかなり治ってしまいます。その際、安全な石鹸を使い、なるべく手で丁寧に洗いましょう。 ひどいアセモになってしまった人は、まずきちんと治療しなくてはなりません。重症になると、アセモをかきむしってしまい、トビヒになってしまう事もありますので、注意が必要です。 <トビヒのはなし> 夏の皮膚病の定番といえば、トビヒです。 皮膚の細菌感染症で、主に子供にかかりやすい病気です。アセモや虫さされをかきむしった後や、ころんですりむいた後など、じゅくじゅくしていたら要注意です。ひどくなると、抗生物質の内服が必要になりますので、あやしいなと感じたらひどくならないうちにご来院ください。
<紫外線の情報> 紫外線量が多い月です。大人の日焼けやしみの予防にはもちろん、お子様が長い時間屋外で遊ぶ場合は、日焼け止めの使用をお勧めします。 ただし、肌に合わない日焼け止めをぬったためにかぶれる場合も多く、選択には注意が必要です。 日光にあたってかゆくなる紫外線アレルギーもあります。しかし、顔がかゆくなる原因が紫外線なのか化粧品なのか花粉なのか、原因がいくつもあるため、専門医による正しい診断が必要ですね。 <イネ科雑草の花粉> 花粉の種類がかわりました。 5月後半からイネ科雑草の花粉が飛んでいます。今月がピークです。 主に露出している部分、つまり顔や腕、膝下などに発疹がでます。 雨の日はあまり飛びませんが、翌日晴れるとたくさん飛ぶのでご注意ください。 梅雨の合間に晴れると、うれしくなってつい洗濯物は布団を外にばーっと干したくなりますが、皮膚の敏感な方はそのためにかぶれてしまうので、屋外干しはちょっと危険ですね。
<ヒノキ花粉症> 気温があがり本格的な春が訪れると、ようやくスギ花粉の飛散は終わります。 4月からはヒノキ花粉が増加し、5月半ばまで飛びます。 目や鼻の症状はもちろんですが、顔が真っ赤になったり、ひりひりしたり、かゆくなったりします。お天気の良い日や風の吹く日などは要注意です。 毎年紫外線アレルギーと勘違いし易い症状が出ますが、専門医が診察すると違いは明らかです。 4月から5月に顔や首にトラブルがでたら、早めに受診して下さい。 なお、毎年、ヒノキ花粉症の方は増加しています。スギの情報をテレビで言わなくなっても、注意が必要ですね。
<花粉症トピックス> 花粉が飛びはじめました。 アレルギーを起こすのは、スギ花粉だけではなく、ハンノキ花粉、ヒノキ花粉などがあります。 とにかく大切なのは、スキンケア。 まず、帰宅後はすぐにシャワーを浴び、洗髪もすませ、丁寧に洗顔をしましょう。 花粉をさっぱり落としたら、しっかりと保湿ケアをしましょう。 洗濯物や布団を屋外に干すのは控えましょう。 これらをしっかり守り、なるべく軽くすませたいものですね。 それでもひどくなってしまったら、すみやかに治療をしましょう。 花粉情報は、ブログにも書いていますので、ご覧ください。
<花粉症トピックス> 雪が降ったとはいえ、今年はやや暖冬傾向にあるといえます。そのためか、花粉の飛散は早めになっており、1月から断続的に多く飛ぶ日があるようです。 すでに、1月から目立った症状が出始めた方もいらっしゃいます。症状の出方や時期はかなり個人差があり、その方にあわせた治療法を選ぶ必要があります。 飛散予報は変わり、昨年よりやや多いようです。 症状を悪化させないよう、早めに治療を開始しましょう。
明けましておめでとうございます。 本年も心をこめた丁寧な診療をモットーに頑張ります。 どうぞよろしくお願いいたします。 <スギ花粉症の予防治療> 今年もスギ花粉症の季節が近づいてきました。 予報では、今年の飛散量は昨年とほぼ同様とされています。 しかし、実際の花粉の飛散時期や飛散量は天候などに左右され変化しやすいので、新しい情報は、判り次第ブログに書いていく予定です。 こまめにチェックして下さいね。 さて、花粉症の予防治療は最近すっかり定着してきたようです。発症する前からの予防薬の内服は、大量飛散時の症状を明らかに軽くすることがわかっています。毎年花粉症が発症して苦しまれている方や重症の方にはぜひお奨めします。 1月中にお薬をとりにおいで下さい。 内服開始時期はその方によって違いますが、だいたい1月中旬から下旬よりスタートする場合が一般的です。 スギ花粉症を重症のまま放置していると、その後のヒノキ花粉症にもなりやすいのでご注意下さい。 ご希望に応じて、漢方薬治療も行っています。 個別にアドヴァイスいたしますので、ご相談下さい。
<乾燥肌の季節> 12月になると急に気温が下がり、汗をかかなくなります。また、空気の湿度が下がるので、肌は当然乾燥してきますね。オフィスや学校、塾などで長時間暖房の中で生活することも増え、気付かないうちに全身が乾燥してしまうことがあります。 乾燥肌はどの年齢の方にも起こりますが、特にはっきり起こるのは赤ちゃんや小さいお子様、高齢者、そして女性です。顔や身体、手足などがかさつくのはもちろんですが、髪の毛の中、つまり頭の地肌もかさかさになることがあります。 現代社会は、どこも乾燥しています。 暖房は控えめにし、重ね着をすることがお奨めです。 過剰暖房の中で、薄着でいるのが最も乾燥肌になりやすいため、ご注意ください。
<スギ花粉症の話> えっ? もうスギ花粉? それって春じゃあないの?・・・と思われる方もいると思います。 実は、毎年、この時期、11月から12月にもスギ花粉は飛ぶんです。 この時期の花粉は1年の中では少なめですが、敏感な方のみ発症しています。 症状は春とほぼ同じです。くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみ、涙目、顔や首などのかゆみや湿疹などですね。 引き続き洗濯物やお布団を屋外に干さないよう、お気をつけ下さい。 <乾燥肌のはじまり> 最高気温が20度を下回るようになると、そろそろ乾燥肌のシーズンです。 自分の肌からの汗が減少するので、潤いが不足がちです。 暖房をかけるようになると、さらに乾燥は加速します。 特に注意が必要なのは温風の出る暖房器具・・・エアコンやファンヒーターです。 入浴後の前身の保湿ケアを始めましょう。ローションや乳液も良いですが、やはりクリームタイプが効果が持続します。 外遊びの多いお子様や、暖房のかかった職場で働く方などは、朝も保湿ケアをしておくことをお奨めします。
<続・秋のアレルギー> ブタクサによるアレルギーのピークに入りました。 まぶたやくちびるのかぶれ、おでこや頬、首、耳、頭のかゆみの方が多く見られます。意外に多いのが手の花粉かぶれです。 洗濯物についた花粉が原因のことも多いですね。 秋晴れで爽やかなお天気の時に多く飛ぶので、要注意です。 気持ちよく晴れた日に、公園で遊んだ後などは、帰宅後にすぐにシャワーを浴びることをお勧めします。 症状は雨の日には軽くなったりしますが、油断しないで下さい。 抗アレルギー剤の内服やかぶれ予防クリームの処方が必要な方も多いので、ひどくならないうちにご相談下さい |
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