「糞掃袈裟」とは僧衣の原点で、使えなくなった布、人が捨てた布を縫い集め作られたという このことに想を得て今回の作品は,今まで私が作品制作に使った様々な生成り色の端布を縫い集め 2畳の茶室に仕立てました。新しい布で作るよりもはるかに手間ひまが掛かる作業でしたが かねてよりの念願の試みで、楽しい苦労だったといえます 奈良に新しく出来たギャラリーでの発表の機会、という思いが作用し生み出された作品です。
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