目からウロコ!
魚のウロコ

スキー術

「スキーは自然体」


34. ターンの原理


ある程度スキー経験を積んでくると、外足加重が出てきます。
ところが外足に力を入れようとしてもなかなか入らない。
誰でも簡単に確実に力を加える事はいとも簡単!
スキーをハの時に作ったら、体重がしっかり足裏の真中に来るように「気を付け!」の姿勢です。
両手の位置は前を向いて広げまっすぐ前を見た状態で後から前にゆっくり両手を持ってきて 両方の手袋が見えた所です。
つまり上体に前におよそ45度位です。
どんなスキー板でも両足の乗せている幅は14か15センチ。
両手を広げることでバランスが取れます。



ズズズーっと まっすぐ5Mも動いたら右のストック握ります。
はい離して、今度は左のストック握ります。
このくり返し。

どうなりますかー?
キュッキュッと交互に握るとスキーは右に左に「のこぎりの刃」のように自在に動きます。

そう握るだけなのです。



「何が起こってるかってー。」

あなたが普段の生活で たとえば右手で荷物を持とうとします。

人間の体は一瞬に反応して持とうとした足に力を伝達します。

コンピューターがどんなに発達しても人間の体のしくみと、意識の伝達の速さは驚く事がたくさんあります。

「はーい右握って、離してー。 左握って、離してー。」
スキーの方向は自由自在。

上級者にはさらに高度な加重方法が… 後でねー。



(C)HIMAWARI 2009