目からウロコ!
魚のウロコ

スキー術

「スキーは自然体」


1. 母子球はもう古い


母子球はもう古い。
親指の付け根付近。 足裏のふくらんだ部分。

長いことスキーをしていると細長いスキー時代これは、言われ続けたもん!
急斜面では特に。
今カービングが主流。 固い靴はーいてた・・・じゃなくて
靴は固いから「てこ」の原理でトップを押さえる。
この頃志賀方面か?40代バリバリの上級者が、これからは「かかと過重」と言われたそうで、それを確認に寄った。
たまたま競技屋も居合わせて、「そんなの絶対なーい」

スキー板を持ち上げて、目の高さで「エッジ部分」をのぞいて下さい。
急なアール(R)が見えます。
これこそスキー板の命、彼女より大切なこと。
11.8M 12.7M 14.8 ・・・上級者がもっとも悩む板選び。
ちなみにやっと某メーカーにしぼって最後の一本。
年も考え、あとは趣味で「海のブルー」にしました。
快適、快調 思わずひとり笑い。
あーいつものくせで話がそれた・・・。

本題Rをつくるには、鉛筆でRを書くにも最初の点が大事。
このためメーカーは、板のトップ形状に何億もの開発費。
いかにすばやくこの最初の点を描くか?

そう言えばチョット前に「イカの剣先型」の板があった。
理屈に合っている。
例えば、左ターンの最初のこの点で何をするかって?
右足の内側、つまり母子球で踏みつけるだけ。 この時、憧れの、伝説の母子球がやっと登場します。

それでおしまい!
もうターンには、母子球は出てきません。 関連は22、
内足はどうするかって?
人間良く出来ていて右を意識すれば、左は勝手に便利に動きます。
試しに足を開いて床に立って、右足の外(小指側)上げて母子球で床を踏んでみてください。 邪魔になった左足は、勝手に変化したでしょう。
ところで母子球は瞬間的に登場しましたね。


(C)HIMAWARI 2008
作成 arata