目からウロコ!
魚のウロコ

スキー術

「スキーは自然体」


15. ターンにひざを曲げるところはない。ひたすら伸ばせ。


競技屋の友人のひとり。ついに腰が重症かもしれない。
ポール回りでの腰を落とす練習。
ヒザに両手を当てて、エッジ確認の反復練習。よく見かけまーす。
まずは板の図を見て下さい。



平らに置くと真中必ずあきます。そしてもともと板のエッジは、大きな円の一部。


では板の一番後ろを手で持って、傾けゲレンデを押して行けば曲がっていくか?
真中空いているので、曲がらない。
板の上からこの空いている部分(ベンド)に体重をかけエッジのラインを傾け続けなければ、曲がらないように作ってあります。
そこで「体重をかけるって?」乗っているだけなら、ゲレンデの限りなく出てくるデコボコではねてしまいます。
では、どうすれば?



つまり誰でも出来る蹴る動作です。
この蹴る動作は、小学生低学年の子でもおじ-ちゃんでも机のひとつ位軽く飛ばせます。
ひざを曲げて準備したら「ターンが終わるまで、蹴り続けることです。」
これで板のRを作り続けられます。
パラレルターンは本当にスローモーションで。ウェーデルンはクイックに伸ばし続けます。さあ1ターンが終わったら次に蹴るための準備です。どうすればいいか読者の皆さんも考えてねー。
NO,48に図解。あとで。
さてキックボクシングの蹴りはなんと、600−700キログラム。


(C)HIMAWARI 2008
作成 arata