目からウロコ!
魚のウロコ

スキー術

「スキーは自然体」


13.春のザラメ雪、湿雪に体ごと浮く。浮くから簡単ターン。


ある時、子供がハの字で削って船底の長いコブ。
モーグル予備軍は行ったり来たりのp深い立て溝。とにかくぐちゃぐちゃ。
ここにコブ初めての生徒3人。
スキー板の真中乗って、両手を下げさらに体重をかけ続ける。
まずは斜面無視して、斜めに1本横切ってみる。
オネーちゃんは、「きゃーッ」。
でもまた1本。
体重を足裏にかけ、広げた両手を下に下げ続ければ、でこぼこにも
かかわらず、ヒザがちゃーんとアブソーバーになります。
誰も転ばない。

深雪、ザラメ雪はこれのまったく反対。
試しに「体が軽くなーる。力を抜いてそーっと滑ろう。!」
ってイメージすれば不思議?
表面滑って潜らない。人間って不思議だ。


もう一つの滑り。あの4月の八方尾根スキー場。
見渡す限り、バッサ、バッサ。気温上がって重い。
ひとけもない。
さてここは、ターンの間できるだけエッジ立てて!姿勢は低い。
きたない雪が口に飛び込んだ。
 


(C)HIMAWARI 2008
作成 arata