「スキーは自然体」
11. ストックはおまけではない。
シーズンに入り、翌年一月も終わりになると、スキーショップは「最終バーゲン」
広告を見ると、板にストックまで付いて.....円。
やっぱりストックはおまけだー。
滑る前、靴の裏雪を取って板を付けます。
上級者っぽい人ストックで靴の裏たたいている人も見かけます。
板をはずす時、右足は右のストックを後ろのくぼみに突き反対の手の平で頭を斜め後ろに押せば簡単にビンディングの開放が出来ます。
さて翌見かけるのが、リフトからストックを落とすこと。
これスキー場によっては、リフトの下スキーヤーがいっぱい。こ.わ.い!
ストックはしっかり持とう。ストックの輪に下から手を全部通してから
親指と人指し指の間でヒモと一緒ににぎってネ。
こうすれば手を離しても手首にかかって落ちない。
さて板を両方はくと、両足でなんと14センチ位の幅の上に、皆さんの体重を乗せることになります。
しかも傾いたり、でこぼこのゲレンデを降りてくる。
当然手を広げないと、バランスは取れません。
そこへたった200−300グラムのストックを持つだけで、バランスはさらにアップ
します。
ある日突然、ストックのメーカーを訪ねてみました。
愛想のいい受付のおねーさん。
まもなく不思議そうに課長さん登場!
無礼をお許しいただき、ストックのことをお聞きしたいと.....。
材質はアルミが主流。軽い、丈夫。昨今は材料の高騰で厳しいとのこと。
開発で苦労するのは、重さや先端の形。また市場の動向など。
最近はカーボンが主流。
細く加工できるので、空気抵抗なく軽い。しかも値段の高いものは、センターがしっかり
し上級者が突いても、突く所が狂わない。
長さ調節式は、上級者のポジション確認にも便利。
って書いたらなんだか宣伝マンのようだなー。
で、「最終バーゲン」がお得です。
カーボンと言えば、釣り竿も主流です。
春になれば、「魚のうろこ」です。
冬もカーボン、夏もカーボン、車もカーボン?
(C)HIMAWARI 2008
作成 arata