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Opinion
 ・人道的介入・・
 ・進路の決定・・・
 ・子の体気遣う・・
 ・候補者は有・・・
 ・ビジョン持つ・・

 

候補者は有権者を軽視していないか

(2000.6.27)

 ようやく選挙が終わり、候補者達の名前の連呼から解放された。 複数の政党から謀略行為が行われたとの抗議もあったが、それにしても候補者達は有権者を馬鹿にし過ぎてはいないだろうか。
 選挙とは本来、候補者のもつ公約を元に争われるべきであるにも関わらず、 連日候補者達は、道路交通法違反まがいの場所で演説をし、住宅地などでも、騒音お構いなしに自らの名前を連呼する。選挙という物は、「よく名前を聞く候補だ から」「感じが良かったから」というような物だけでは判断するべきではないと思 うし、そのような判断を狙うかのような選挙運動は有権者を馬鹿にした物としか考えられない。
 各候補の公約や、政党の主張などに耳を傾けなければ、選挙の意味がない。インターネットが普及している現代、いつまでも古い慣習に従っているのではなく、情報ツールを駆使することで、
より多くの人に候補者の公約を、主張を知らしめることが可能となる。候補者は、それらを有効に活用し、有権者に知る機会を提供し、また有権者は、その公約と、働きをよく見極めた上で、投票に参加するべ きだ。
 そのためにも、時代に即した選挙の仕組み作りが重要な課題となる。

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