自意識過剰の自己誘導


今回は「自意識過剰の自己誘導」です。

「自意識過剰」これは誰にでも持ちうる諸刃の剣です。
使いようによっては、とんでも無いことになったしまいます。
さて、自意識過剰になりやすいのはどのような時か?

一番最たるものは自分に対する異性からの視線、仕草、動作、雰囲気の
"
ちょっとした”違いから自意識過剰が発生します。

普段、恋愛対象として全然意識していなかった人が"ふと"したことから
自分に対しての視線や仕草が変わったように思えて来て
そのことを恋愛の方向に持っていくと自意識過剰になる場合が
多々あります。
とくに現在、自分につき合っている人がいなく、相手にも
そういう噂を聞いたことが無い場合、自意識過剰は
どんどん膨張していきます。
そうなると、相手の雰囲気の違いの原因を突き止めない限り、かなり
ヤバイ方向に向かって行くことが往々にしてあります。
相手は普段通りに振る舞っていても、すべて自分に対しての
好意の裏付けと"都合のいい"ように解釈してしまい
終いには、もうその人とつき合ってしまっているような
錯覚に陥ってしまいます。

こうなったら、手遅れにならないように現実に戻るべきなのですが
本人では戻ることが至難の業になる人も多々います。
かと言ってあきらめずに、手遅れになる前に、
ほんのちょっとしたワクチンを打つことが出来ます。
それは冗談で混じりで他人に話すことです。
他人に話すことにより、情報をつかむことが出来るのです。

「山田さんは、ちょくちょく自分のことを見ているけど
自分に気があるのかなあ?」
「な、わけ、ねーやろ!」と、ここで他人につっこまれると
かなり現実に戻ってきます。
但し、この場合は柔軟な姿勢や思考が必要です。
つっこまれても、「いや、そんな感じはしないのだけど」と
強固な姿勢で反論、否定したら、益々、自意識過剰に陥ってしまいます。
あくまでも冗談で話を切りだし、結果は真剣に受け取りましょう。

但し、つっこまれずに肯定された時は、まず、自分の立場と
相手の立場を判断してください。
(この場合は、つき合っているのではないから
相手の立場の細かいことはわからないので、自分の見える範囲を
客観的に判断。但し、願望や妄想は極力避けること。)
そうして、もし、貴方も相手に好意以上のものがあれば
出来うる限りの情報をGETしましょう。
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」と孫子が兵法で言っているとおり
数々の出来事や情報から判断して、もし貴方が相手に対して
今以上の関係となりたい場合は、こちらから「それ」らしい情報を
リークすることをお勧めします。
多分に上手くことになると思います。

さてさて、もし、自意識過剰なまま過ごし続けたら大変なことに
なってしまいます。
相手が自分を意識しているのではく自分が相手を過剰意識してしまい
周りからは、逆に貴方の方が相手に「気がある」と判断されてしまい。
そのうち、あなたも意識されていると感じている相手以外の人の
動作や、仕草に敏感に反応してしまい
「このひとも、もしや???」と思うようになると、もう
大変です。

しかし、自意識過剰について一つ注意しないとならないことがあります。
それは相手が本当に貴方に気があるのに自意識過剰にならないようにと
努めているため、その好意に気がつかない。気づいても否定してしまう
可能性があります。
その場合は相手を難病「片思い」にさせてしまうことがあります。
(自分に対するファンからの好意を気づかずにいた自分に猛省を促します。)
そうならないためにも、正確な情報をGETしないといけません。

結論としては、全くの朴念仁では、相手の好意に気がつかないこともあり
ますのである程度の自意識は持っていた方がようと思います。

さて、貴方が自意識過剰になりやすいかを計るのに
「コイル」の自己誘導を求める式が利用できます。

コイルに流している電流を止めてもコイル内の電流は
しばらく止まらないという現象があります。

L:コイルの自己インダクタンス 
Lはコイルによって決まっています。

L=μo2S/l

N:コイルの巻き数  S:コイルの断面積
l:コイルの長さ   μo:真空中の透磁率

これを置き換えますと

L=μo2S/l   

L:自意識過剰度
N:相手の動作や仕草が気になったき回数
S:貴方が相手に対する好意度
μo:貴方の周囲の人が貴方に接する好意度
l:貴方が情報を集めた回数   



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