グループ交際のブービートラップ


 

回は「グループ交際のブービートラップ」です。

恋愛の中でも、グループ交際は、いつの時代でも成功率が高いと言われます。
たしかに、高いと言えば高く、よく、合コンやパーティーに
参加するのも、個人の交際より成就する成功率が高いからです。
しかし、そのグループ交際にも危険な罠が待ち受けているのです。

まず、その危険な罠(トラップ)には以下の物が挙げられます。
1)物質的要因によるトラップ
2)状況的要因によるトラップ

それでは、グループ交際にはどのようなトラップが潜んでいるか
説明していきましょう。

1)物質的要因によるトラップ
まず、第一に物質的な要因により、グループ交際の場が
とんでもない方向に行ってしまうことがあります。

1番最重要な要因として男女の比率が合わないときです。
男性、女性どちらでも溢れた場合、その近くにいる人たちは
溢れた人の面倒も見て挙げないと行けません。

カップルになった2人は相手と、もしくはカップル同士で
話をしたい物ですが、話の途中途中に、溢れた人も
混ぜて会話をしなくては、ならなくなります。
溢れた人もお互い気遣いながらの会話に、敏感に反応しつつも
他にすることがないので、話に加わります。

カップルになっているの2人は、もっと恋愛的につっこんだ
話や、お互いの事を知りたいのですが、第3者がいるとどうも、
そのような話題には到達できません。
結局は3人ともダメになり、当初カップルになっていた人たちも
最後にはカップルにならなくなるケースが多々あります。

しかしながら、男が2人で1人の女性の場合は端から観ると
以外と面白いです。論文書く上で研究の対象にはもってこいです。
(嗚呼・・なんて悪趣味な・・メフィスト・フェレスよのうな私。)
溢れた男の方は、何とか彼女を自分の方に振り向けさせようと
話題を変えたり、飲み物や食べ物を持ってきたり、サービスを振りまいたり
普段しないことや、全然したこと無いこととでも、彼女が興味があったり
するものだと、「以前やっていたが、今はしていないとか」
何とか話題を合わせようとして嘘もついたりします。

そういう人の会話を聞いていると、直ぐにツッコミたくなりますが
ツッコまないのがグループ交際のルールです。
女性はそういう男性の真偽を見抜く判断力が必要とされます。

2)状況的要因によるトラップ
次は状況的な要因に起因するトラップです。
カップル同士で出会ったり、どこかに遊びに行くときに多く潜んでいます。
ある、些細な事で1組のカップルが気まずい状態になった場合
もちろん、何にも問題のないカップルにも直接、その迷惑な余波は
押し寄せてきます。

いっしょにいる友人の女性が気まずくなったりすると、女性は
友人の味方をしますが男性は、友人の男性の味方をせずに
カップルになった女性の味方をします。
(よほど、トラブルの起因が女性に無い限りは。)

このような、状況になったら、トラップに落ち込んだと思ってもまず間違いは有りません。
必然的に言い難い雰囲気にその場は飲まれ、後日、人間関係はいささか、ぎくしゃくしてくるものです。

ところで、余談ですがグループ交際の場合
独り者の男性が友人の女性に、つき合う女性を紹介して貰うとき
たいてい、紹介した女性より紹介された女性の容姿が、やや劣るという話をよく聞きます。
でも、これが男性の場合は逆に紹介された方が、言い場合があります。

この辺にもささいなトラップが仕掛けられているのですね。


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