ダンシング・ヒーロー
(Strictly Ballroom)
(Sorry・・Japanese Only)
「ダンシング・ヒーロー」
1992年作品
監督: バズ・ラーマン
出演: ポール・マーキュリオ 、 タラ・モーリス 他
普段、あまり身近にダンスに接しない日本人。
外国の人たちは、何かあると踊ります、それも路上とかで突然に。
日本人には無い感覚、習慣なのであまりダンス映画は日本では
受けませんがこの映画は大ウケです。
ラストは痛快でスカッとします。最高のダンス映画!
この映画を見た後、早速、サントラ買って家で踊ってました。
−Story&コメント−
時代背景は現在のオーストラリアのダンス界。
主人公のポール・マーキュリオは両親にオーストラリアを代表する
元トップダンサーを持つダンスのサラブレット。
彼の目標はダンスのチャンピオンシップ(汎太平洋チャンピオンシップ)
で優勝することでした。
地区競技会での演技中、ライバルのダンサーに妨害を受け、とっさに
即興のステップで妨害をはねのけ、しかも観客からは
真新しい、スピーディなステップに拍手を送られますが
競技会では破れてしまいます。
社交ダンス協会では既存とは違う規定外のNewステップは認めていませんでした。
この判定に反発するポール・マーキュリオ。
そしてパートナーもポール・マーキュリオのステップを身勝手なダンスとしか
観ようとせずに彼の元を去ります。
しかしながらタンゴのレッスンをしながら会話する人たちを
ダンスの経験が無い自分から観るととても滑稽に見えました。
自分のステップ/ダンスを追い求めるポール・マーキュリオ。
ある日、彼の家のダンス・スタジオで一人、自分のダンスを追い求めていると
一人の練習生が彼の元に現れます。
ボサボサの髪型にグリグリ眼鏡で前歯まで欠けている姿のタラ・モーリスでした。
誰も彼女がこの映画のヒロインになるとは思わないくらいの姿で登場です。
絶対この人は脇役って感じです。やってくれますバズ・ラーマン監督。
ぬけぬけと・・。
初心者の彼女は自分がポール・マーキュリオのパートナーになって
ぬけぬけと汎太平洋チャンピオンシップに出場しようと言い出します。
やれやれなポール・マーキュリオ。
そりゃあそうだわなあ・・初心者だし、あの容姿だし。
しかしながら彼女には類い希なる才能がありました。
しかもスパニッシュ系の彼女は密かにフラメンコの練習を家でしていました。
そのステップを目の当たりにしたポール・マーキュリオは衝撃を受けました。
観ている自分も受けました。まさかこの人がヒロインとは!!
それからポール・マーキュリオと初心者のタラ・モーリスとの個人レッスンが
始まります。
BGMの「タイム・アフター・タイム」がタイムリーでトレビア〜ンです。
黙々とレッスンを続けるタラ・モーリスは加速度的に上達します。
しかも顔まで加速度的に変わってきます。
最後なんか変わりすぎ!
ポール・マーキュリオを巡る環境は変化していきます。
ダンス協会が現在のダンスクイーンとポール・マーキュリオを組むように
あてがいます。
ポール・マーキュリオの親も仲間も大賛成の中、納得しないポール・マーキュリオ。
彼はタラ・モーリスと汎太平洋チャンピオンシップに出場するつもりでしたから。
もちろん彼女も一緒に出場できるものと思っていましたが
その思いは儚く崩れ去ります。
ポール・マーキュリオは協会の申し出を断り
失意の彼女の家に向かいます。
彼女の家では親戚や友人とかで祭りをしていました。
頑固親父に見つかり追い返されそうになりますが
のうのうと「パソドブレを踊りに来た」と言ってのけますが
ここでタラ・モーリスの婆さんが登場。
「じゃあ魅せて貰おうと」。
ポール・マーキュリオはタラ・モーリスと彼なりのパソドブレを踊りますが
実は彼女の頑固親父は元ダンサーでした。
本物のパソドブレを舞います。
圧倒されるポール・マーキュリオ。観ている観客もこの頑固親父の舞に圧倒されます。
とてもかっこの良いステップ。踊り。リズム。
うちの近所の同世代の親父連中とは大違い。
ここで婆さんが助け船を出します。
呆然となっているポール・マーキュリオにパソドブレの基礎を教えてくれます。
婆さんや周りの人たちの後押しも合って、本物のパソドブレを踊り出す
ポール・マーキュリオ。
そこへ頑固親父の競演もあって踊りは最高潮に。
すっかり認めて貰ったポール・マーキュリオ。
タラ・モーリスの家で頑固親父と婆さんと一緒にパソドブレの練習にいそしみます。
大会前、ポール・マーキュリオはダンス協会の会長からの彼の父親の事を聞きます。
彼の父親は元オーストラリアNo1のダンサーだったことを。
そのことは子供達には秘密のことでした。
そして多少ねじ曲げられて真実を告げられたポール・マーキュリオは
父親のために彼の元パートナーと組んで汎太平洋チャンピオンシップに出場します。
汎太平洋チャンピオンシップ最初の演技から好調なポール・マーキュリオ。
しかしラテンの部決勝の前に真実を父親から告げられます。
優勝よりも自分のダンスをする事に決心したポール・マーキュリオ。
帰りかけていたタラ・モーリスに頼み込んで一緒に出て貰うことに。
ラテン部クライマックスの最中、ポール・マーキュリオ&タラ・モーリス ペアが
流れるように会場に・・・
出ている人たちが全然、他人の眼を気にしなく何とも言いようがない価値観を
持っているところが良いです。
タラ・モーリスが加速度的に綺麗になっていくのは見事というか
反則というかとにかく良いです。
おそらくクライマックスでポール・マーキュリオが両手を伸ばして
スッと立つシーン(サントラの表紙)は多くの人がまねしたと思います。
自分も、しょっちゅうしていました。