22日 23日(1) (2) 24日(1) (2) (3) 25日
相馬野馬追’09
密着!?総大将!
2009年・相馬野馬追。
今年、自分が見てきた祭の様子は右上のリンクから掲載ページへ移動します。
ここではそれ以外にあった様々な出来事をお話ししたいと思います。(^^ヾ
このページでは 「密着!?総大将!」 と題づけて、総大将の様子 (特に25日)
をお伝えしたいと思います。
| 平成21年度 相馬野馬追 総大将 相馬 行胤(みちたね)公 & 総大将付御使番 植村 賢二殿 相馬野馬追の総大将は旧相馬藩・相馬家当主が務めます。 現在33代目にあたる御当主は相馬和胤(かずたね)氏。 今年の総大将はご長男の行胤氏が務めました。 今年で13回目の御出陣。 自分は初めて見る総大将です。 |
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まごうことなく相馬の殿様。 世が世なら身分の違いに平伏ものです。(^^; なにより相馬野馬追は副軍師・侍大将・軍者から 組頭・中頭など、役職による上下関係があります。 総大将はその中の頂点であり一番スゴいのです。 今年は総大将付御使番が知人の植村氏とあって なにかと近づこうとしていました。(^^ヾ ということで、まずは植村氏に頼まれ 総大将とのツーショットを撮影。(上の写真) お優しく人当りの良い総大将。 遠巻きに見ていても人柄の良さが伺えました。 |
| 22日〜24日はなかなか近づけず 遠巻きから様子を伺うだけでした。 しかし25日の野馬懸の時。 野馬追い込みのため境内から出て行く騎馬隊と共に 総大将が境内を出て行く姿を目撃。 おや?? いつもは境内で式典を見ていたはずなのに…? どこかで休まれるのだろうか? でも御使番の植村氏が一緒ではないし…。 もしかしたら野馬追い込みを見に行くのかも。 とにかく後を追うことにしました。 |
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思った通り 総大将は追い込み開始地点にいました。 お供をしているのは宇多郷の付軍者・村井殿 標葉郷軍者の武内殿、小高郷勘定奉行の神植殿 そして中ノ郷の軍師付組頭の伊賀殿 伊賀殿は神田祭にも来ていて見知った人。 見知った人がいるのは心強いですね。(^^ヾ 近づいていき総大将の様子を撮影です。(^^; |
| 伊賀殿も総大将との写真を希望したので撮影。 並んで撮ろうとしたら軍者から 「組頭は総大将の横ではなく一歩下がれ。」 と注意されてしまいました。(^^; 自分もツーショット写真欲しかったけど自重。 でも他の観覧客は総大将との写真を撮ってましたね。 やっぱり自分も誰かに撮ってもらえばよかった。(^^; |
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総大将 「風が気持ち良いですね」 小高川沿いにはちょうど良い涼風が吹いてました。 総大将 「境内の観覧席は意外に暑いんですよね。 やぶ蚊も多いですし。(苦笑)」 本音をこぼす総大将。言われてみれば確かに。(^^; 武内軍者 「(席を離れることに) 陣屋の方もよくお許しになりましたね。」 総大将 「いや僕も一度見てみたいとね。 前からずっと思ってたんですが言うに言えなくて。 十数年やって、もうそろそろ良いだろうと。」 |
| 若い螺役達を紹介する武内軍者。 若い人は総大将に対する畏敬の気持ちは薄いのか 意外にあっさりとした雰囲気でした。(^^; |
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軍者たちは「あそこに野馬土手が残っておりまして…」とか 「(追い込みは)以前はもっと奥からで、道はもっと狭かった。」 など野馬懸の解説を総大将にしていました。 実際、昔は田んぼの間の狭い畦道を追い込んでいたらしく 馬が田んぼに入っていってしまうことも多かったとか。 昔の馬は農耕馬が多く、田んぼを嫌がらず むしろ進んで田んぼに入っていってしまう。 でも最近の馬は軽種馬がほとんどで、そんなことはない。 しかし今度は脚が早くなり裸馬が先に行ってしまい 騎馬が追いつけなくなることも。(^^; そういうわけでか追い込む距離も短くなっていったようですね。 総大将は軍者たちの話を興味深そうに聞いておられました。 自分も野馬懸の話がいろいろ聞けて楽しかったです。(^^ヾ |
| 野馬追は多くの人がいろいろなことをしてくれている。 野馬追が行われることは多くの人の協力があるという話に。 総大将 「市民の皆さんも納得してくれているのが良いですね。」 武内軍者が語る野馬追の話。 「昔の話なんですが、行列道中の沿道にゴザを引いて、その上で 白装束のお婆さんが騎馬に向って手を合わせていましてね。 それを見た時、これは無事に帰ってこなければと感じました。」 「帰り馬行列は、本当に重要ですよ。」 その話を聞いた総大将も 「(野馬追に)最初に出たのは14歳の時ですけど…… 三の丸を出て神社に行く手前の所で お婆さん達が手を合わせて見送ってくれるんですよ。 帰ってきたらお疲れ様でしたって迎えてくれてね。 後になってそういうのって有難いと感じました。」 |
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境内から使いが 「軍者から、見て参れと言われて…」 村井軍者 「ちゃんといます。逃げてませんから。(笑)」 武内軍者 「付軍者は優秀な方ですからね。」 総大将 「大丈夫、名代(植村氏)立ててるから。(笑)」 「今年、うちの御使番が初めてのものですから 彼に試練を与えようと。(笑)」 村井軍者 「御使番、顔ひきつってましたよ。(笑)」 総大将 「総大将の命が聞けないのか!って。(笑)」 村井軍者 「ひきつった声で 『し、承知』 って言ってましたね(笑)」 付御使番の植村氏は総大将にもてあそばれてるようです。(^^; |
| 総大将 「御使番、ちゃんとやってるかな?」 村井軍者 「ちょっと電話で聞いてみます。」 総大将 「口上、元気良く受け答えしろと。(笑) 雰囲気盛り上げるようにって。(笑)」 笑いながら無茶を押し付けようとする総大将。(^^; しかし向うも何かやっているのか電話はつながりませんでした。 |
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村井軍者 「御使番、電話出ませんね。」 総大将 「そりゃワタワタして気づかないだろ。(笑)」 総大将、意外に意地悪です。(^^; 伊賀組頭 「伝令行きますか?」 村井軍者 「大丈夫、伝令はいいよ。 走れなんて言わないから。(笑)」 さすがにこの暑い中、走るのは厳しいでしょう。(^^; 伊賀組頭もそう言われて安心した様子です。 総大将 「伝令出すなら、そこの裸馬に乗っかって。(笑) もう捕まえてきたのか!みたいな。(笑)」 総大将の冗談に一同大笑い。 |
| 総大将は明日は東京で用事があるとか。 仙台から新幹線で帰るようです。 総大将「今日はこの後、火の祭は見ていきたいんですよ。」 そ、総大将っ。火の祭は昨日です。(^^; 総大将ガッカリ。 と言うわけで、恐れながら自分の撮っておいたビデオの映像を お見せしたところ、そこそこ喜んでくれてたみたいです。 何気にお役に立てた?ようで嬉しかったですね。(^^ヾ GReeeeNの曲とか流れててカップル向けですねー、とか話すと 総大将 「相馬流れ山じゃないんだ。(笑)」 「それなら僕も陣羽織じゃない方が良いなあ。 お供も軍者達とじゃ、ちょっと…(苦笑)」 同感です。(^^; |
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やがて町内を周ってきた騎馬隊が到着。 騎馬隊も総大将がいることに気づいているのかいないのか。(^^; 総大将 「僕はこうやって行列を見ることはほとんどないんですよ。」 確かに普段はご自身は参加しているわけですし。(^^; 総大将席や高みから見るのとも違うので意外に楽しんでるようでした。 女性騎馬が多いことを見て 総大将 「宇多郷も最近は女性が多いんですよね。」 神植殿 「中には女はダメだという頭の固い人もいましてね。 でも二十歳未満の未婚の女性は出れるという 野馬追の規定があるわけですから。」 総大将 「それは我々が女として見てないわけですからね。 でも女の子は戦に出しちゃいけないですよ。」 |
| 「申し上げます!馬上にての口上、平にお許し願いたい!」 神植殿 「誰に申し上げるんだ!」 ちょっと意地悪っぽい発言ですよね。(^^; 「総大将殿に申し上げます! それがし、小高郷後備付組頭 阿部裕真であります。 只今、小高郷全騎馬到着であります。以上っ!」 しかし阿部殿は動じずに見事な口上を述べてました。 |
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そろそろ野馬追い込みの開始です。 最初の裸馬が連れてこられ、追い込みをかける騎馬も集合。 神社から螺の音が聞こえてきます。 神社側の軍者が指揮旗を振って開始の合図を告げる。 こちらの開始場所にいる螺役が応答の螺を鳴らす。 と、その時! |
| 裸馬が反対方向に逃げ出してしまいました!(^^; 「止めろ、止めろーっ!」 軍者が叫び騎馬武者が追いかけようと動きます。 「騎馬は行くな! 待ってろっ!」 騎馬に追い立てられた裸馬は左側の民家に逃げ込みました。 総大将 「あの民家も たまらんな。(苦笑)」 突然のハプニングに笑う総大将。 総大将 「上で、遅いなぁとか思ってる時は こういうことになってるんですね。(笑)」 神植殿 「こういうハプニングは多いんですよ。(汗) あのように元気すぎる馬は困りますね。(苦笑)」 |
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しばらくして裸馬を確保。 ようやく野馬追い込みが始まりました。 総大将一行は境内に戻ることに。 途中の駐車場では追い込み騎馬の選出をしています。 総大将 「ここで追い込む騎馬を決めてるんですね。」 「何番目に行く?」と聞かれて「空いてるとこで」と答える侍も。 そんな様子を見て「謙虚な子だな」と笑う総大将。 |
| 戻る途中、熱中症にかかった馬に水を浴びせる光景も。 総大将 「暑いもん、今日。」 苦笑する総大将。 村井軍者 「もし昨日がこの天気がだったら。(苦笑)」 総大将 「そりゃ大変なことになりますよ。(苦笑)」 同感。(^^; 皆、口をそろえて安堵していました。 |
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小高神社境内につながる坂の下。 総大将 「ここ、見所でしょうね。」 むしろ一回はここで見て行かれては?(^^; と恐れながら進言してみました。 神植殿 「野馬追い込みは総大将席からでは 迫力あるところは見れないですよね。」 総大将 「何も見えないですよ。(苦笑)」 |
| 始まる野馬追い込み。 「馬来るぞ! 道あけろ!」 坂の途中、活気づくサムライ達を楽しげに見る総大将。 こういう光景は今まであまり見てないでしょうからね。(^^; 追い込まれる裸馬と追う騎馬武者。 その迫力を初めて間近で見た総大将はご満悦の笑みだ。 |
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野馬追い込みの間の時間に再び境内に向う一行。 周りで見ている観光客のほとんどは 総大将だとは気づいてないでしょうね。(^^; やがて再び螺の音が聞こえてくる。 「馬来るぞーっ! 道から避けてーっ!」 と言われても境内までもう少し。(^^; まぁそうすぐには来ないと分かってるので 一行はマイペースで登っていきます。 そんな雰囲気も楽しそうな総大将。 総大将 「御使番、ちゃんとやってるかな。(笑)」 |
| さすがにこれ以上つきまとうのは厳しいので退散しました。(^^; 観覧席で野馬懸を楽しむ総大将。 付御使番(後ろ)も一役終えて安心していたことでしょう。 ひょんなことから面白いものが色々見れた25日。 総大将も大変おつかれさまでした。(^^ヾ 以上で 「密着?!総大将!」 レポート終りです。 総大将殿、他皆様。御協力ありがとうございました。(^^ヾ ……協力というか、 「こんなレポ作るなんて聞いてないぞ!」 という 総大将殿、他皆様の苦情があった場合、 このレポートは削除しますので、あしからず。(^^; |
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