エミュネ〜タ〜@PCHard
動作環境確認
@DOS系EMUの場合(MAME、ZSNES、Raine等)
A2D系Win用Emuの場合(MAME32、FinalBurn、Snes9X、DGEN等)
B3D系Win用Emuの場合(Impact、PS系、64系等)
動作環境確認
@DOS系EMUの場合(MAME、ZSNES、Raine等)
今時は、MAME32クローン系と、各種Win系Emuの進化によって、もはや既に忘れ去られた感があるDOS系Emuでして、昔はちゃんと動かしてたのに、今じゃ動かねえって環境の人も多いと思うのですが、まだ非力なマシーンを使用中の方にとっては、何処探しても、なかなか、動作のヒントが無いと思いますので、昔を思い出して、少々書いてみたいと思います。
ハードウェア構成
@、まず、サウンド、Sound Blaster16(ISAバス)が一番良い。それよりゴージャスな、SB AWE64、SB Pro等は、ISAバスでも、苦労する場合もあり。PCIカードは、論外。例え、SB系でも動かないと思った方が良い。今時のOnBoardサウンドは、ほとんどPCI接続なので、DOSEmuを使うのは、絶望的です。ただ、その本体がサポートしていれば動くでしょう。しかし、全く万能で、スタンダードは、SB16(ISAバス)です。
AJoyStickは、SB16のジョイスティックポートに繋げられるもの。USBなんかは論外。その他昔の物であれば、DOS用デバドラが付いていれば、対応可能な場合も多いが、一番苦労しないのは、スタンダードな、JoyStickPort接続タイプです。
BVIDEO関係は不問。殆どの場合が、Winアクセラレータを無視して動作するので、Mach64や、RAGE、という昔の物でも、GF3、RADEONという最新カードでも、動作は殆ど同じ場合が多い。ただ、メモリクロックや、カード自体の差はかなりあるので、自由度は、かなり違うでしょうが。それにしても、古いマシンにとっては、非常に、好都合な訳です。
Cこれは結構深刻なんですが、OSの問題があります。ものによっては、DOSプロンプトを持たないMeじゃあ、動作不可な場合もあります。ランチャーがある物は、それ使いましょう。MAMEは、MAMEW使えばとりあえずセーフです。
まあ、以上を満たして、一度動いてしまえば、それ以上チューンのしようが無いのが、DOS版の、せめてもの利点か。Configなんかも、Win用のそれと比べれば、設定項目が少ない。動いてしまえば、それでOKなんですが、場合によっては、非常に苦労する。ただ、SB16(ISA)&Joyポートにつなぐパッド、それさえあれば、殆どの場合、セーフです。ただ、今時のマシンは、ISAバスが無い物もあるので、その場合は、じたばたせず、Win用を、快適使用する事を考えましょう。そのほうが、速いです。
A2D系Win用Emuの場合(MAME32、FinalBurn、Snes9X、DGEN等)
この場合は、全く、そのまま動く筈です。Win上で、認識できる物であれば、デバイスとして、動作します。ただし、殆どの場合、DirectXを用いて動くので、性能が悪い物は、動作してもフレームスキップしまくりという事もあります。その辺の注意点を少々書きましょう。
@基本はレガシーフリーで
というのは、ISAバスを使用しない、とか、低速のデバイスを使用しないように、心掛ける事です。とくに、SB16(ISA)で、44.1kHzサウンド出すと、相当足引っ張られます。Win上のマルチメディア設定、優先するサウンドデバイスは、PCIの物にしましょう。JoyStickも、PCI接続、もしくは、USB接続にしましょう。パラレルに挿すタイプは、レガシーデバイスになります。
Aリフレッシュレート(Window表示の場合)
大体の、ゲームは、家庭用でも、アーケードでも、60fpsなので、とくにWindow表示する場合は、画面全体のリフレッシュレートを60Hzに設定すると、良い様な気がします。85Hz以上なら、そう気にもならないでしょうが、70〜75Hzの場合は、少々、駄目な様な気がします。設定するのが面倒な場合は、全画面表示で楽しみましょう。ちなみに、パワーの無いマシン、ビデオだと、殆どの場合、リフレッシュレート上げただけで、パワーを食われる場合もあるので、駄目そうなら、60Hzが、非常に無難です。
Bタスク、FindFast等のディスク最適化ソフト、常駐ソフト
これらは、完全にOFFにしましょう。どちらか言えば、低速なマシンの時は、気になりませんが、高速なマシンに限って、ゲーム中でも、平気で始める場合が多いように思います。恐らく、CPUが暇になる事が原因でしょうが、迷わず、OFFにしましょう。常駐も出来る限り切りましょう。
CDirectXのバージョン、ドライバの確認。
これらは、Windowsを動かす上で、基本ですが、案外、これが問題の元だったりします。殆どの場合、DirectXは、最新の物が良いでしょう。私は、8.0aですが、殆ど困った事はありません。ただ、Emuが古いと、動かない場合もあるようです。逆に、新しいEmuでは、DirectXが古いと動かない場合もあります。しかし、これらはごく稀なケースで、殆どの場合、DirectXは、下位互換性が保ているので、新しいので、問題無しです。デバイスドライバは、こまめに確認すると、VerUPにより、PowerUpする場合も多いですが、ごく稀に、DirectXの性能が落ちる場合もあるようなので、リリースノートには、一応目を通しましょう。こりゃ駄目だ、という場合は、速やかに元に戻しましょう。で、ビデオカードのドライバを入れ替えたら、DirectXを再インストールした方がいい場合が多いようです。面倒臭いですが、やってみましょう。
まあ、こんな所ですか。
B3D系Win用Emuの場合(Impact、PS系、64系等)
基本は、2DEmuと同じですが、この場合は、Direct3D等、非常にパワーが要求されるので、その辺は覚悟しときましょう。
で、レンダラー、という言葉を理解しなくてはいけません。これは、3Dを書くためのAPIに変換するような物で、大きく、三つあります。Direct3D用、OpenGL用、Glide用。3DAPIに変換するのですが、一番、パワーがいらないが、Voodooカード必須なのは、Glideだと思います。案外、これに対応してくれるEmuが多くて、助かっていたんですが、最近は、ハード性能が上がった為、Direct3Dが良い場合も多いようですが、要パワー&良いカードは、必須です。しかし、これが一番無難なのは、マイクソパワーって感じです。OpenGLは、私は余り利点は見出せないのですが、GLIDEっぽいが、一般に公開されているAPIなので、その点では、Glideよりは、使える幅は広いです。
で、ようは、そのレンダラーに関する知識と、Configの知識が少々あれば、それでOKです。重い場合は、解像度を下げる、ディテールを下げる等工夫すれば、そこそこのマシンなら、OKです。
3Dレンダラーまとめ解説
| 万能 度 |
必要 ハードウェア |
軽 さ |
Emu側 の対応 |
互換 性 |
備考 | |
| Direct3D | 4 | 3Dカード | 3 | 4 | 3 | バージョンに注意 |
| OpenGL | 3 | 3Dカード | 4 | 3 | 2 | |
| GLIDE | 2 | 3Dfx | 5 | 4 | 4 | Voodoo専用 |
| Software | 5 | 特になし | 2 | 5 | 5 | かなり重い |
トラブルシューティング
@:A:Direct3D…先ずは、DirectXのバージョンが最新バージョンか確認すべき。
@:B:OpenGL…先ずは、OpenGLミニポートドライバのバージョンを確認
@:C:Glide…Voodooカードで無いと動きません。で、Glide2X.DLL、Glide3X.DLLのVer確認。
A以上をそれぞれ確認したら、ビデオカードドライバが最新バージョンか、問題が無いか確認。
BEmu側を確認。プラグインのFAQ等に解決方法等が記載されている場合がある。EmuのFAQも参照。
Cそれでも動かない場合は多分、パワー不足でしょう。以上
メモリ関係
@FP,EDO-DRAMマシンの場合
ASDRAM66MHzマシン(PenU333以下、Celeron766以下&K6系)
BSDRAM100MHzマシン(K6系)
CSDRAM100MHzマシン(Katmai、Copper、PenU&V、)
DSDRAM133MHzマシン( 〃 )&Duron
EAthlon系
Fその他(ノート等)
ビデオ関係
@PCI接続の2Dカード
Aチップ内蔵シェアメモリ式ビデオ
BPCI接続の3Dカード
CAGPカード
Dその他(ノート等)
メモリ関係
@FP,EDO-DRAMマシンの場合
恐らく、大抵が、300MHz以下のCPUのなので、DOSEmu推奨。レガシーデバイス(ISAサウンド)等多いので、WinEmuは、余り向きません。ただ、比較的古い、NeorageX等、シングル系は可でしょう。しかし、フレームスキップは要覚悟ですな。
ASDRAM66MHzマシン(PenU333以下、Celeron766以下&K6系)
この辺は、非常に微妙なのだが、基本的にRAMのバンド幅が狭いので、3D系は絶望的。ただ、Win2D系は、大抵問題なく動くでしょう。サウンドがISAの場合、SB16互換なら、DOSEmuが快適でしょうが、PCIなら、Win系使いましょう。
結構、常駐やその他タスクに気を使う必要はあります。常駐は、極力少なく、「ながら」は控えましょう。ただ、i810内蔵ビデオや、プアなPCIビデオカードだと、ますます、メモリのバンド幅を奪うので、CPS2系等は厳しいでしょう。AGPなら、比較的快適です。
BSDRAM100MHzマシン(K6-2系)
実は、Celeron系よりは使える幅は広いです。3Dも、ビデオさえ良ければ可です。ただ、常駐や、その他タスクの影響をかなり受けるので、常駐&タスクは完全OFFが良いでしょう。ビデオがプアでなければ、一番安価なEmuに適したプラットフォームでしょう。
ただ、最適化(常駐OFF)は、メーカー製マシンなどだと、難しい場合があるので、その場合は、諦めてそのまま使いましょう。ビデオがプアな場合は、結構辛い。ビデオは、PCIでも、AGPでも構わないが、サウンドは、PCIが良いでしょう。ISAカードで、DosEmu仕様も、結構渋く、快適です。
CSDRAM100MHzマシン(Katmai、Copper、PenU&V、)
この辺になれば、殆ど万能でしょうが、低クロック&チップセット内蔵ビデオなんかだと、3D系は厳しいか。しかし、余程の事がない限り、出来ない事は無いはずです。
RAMのバンド幅は2Dには十分ですし、3D系は、そこそこの3Dビデオカードがあれば、可でしょう。
DSDRAM133MHzマシン( 〃 )&Duron
まあ、言うことは無いでしょう。PenV733で、i810内蔵ビデオでも、3D以外なら可です。なんと言っても、RAMのバンド幅は、Celeron系の2倍あるので、Emu用途には十分で、少々プアなビデオカードでも、3Dも動くでしょう。
まあ、そこそこのビデオカードさしてれば、PSEmuや、Impact、悪名高いCAVE系も楽勝です。
EAthlon系
これは、もう、完璧でしょう。RAMのバンド幅は同上でも、CPUバスは200MHz動作。133SDRAMと、AGPビデオに一気にデータ伝送できる能力は、伊達ではありません。まあ、KL、KM133内蔵ビデオしかなくAGPスロットがないと言うのは、ゲーマーとして大馬鹿野郎で、GTRにスタッドレスタイヤ履かせて峠走るようなもんです。というか、そうでもない限りは全く問題がないということですな。
これが、PC2100DDRのメモリとなると、さらに倍な訳で、ビデオさえそこそこなら、Impact&PSEmuが、1280*960で動いたりしてしまったりするでしょう。というか、ePSXe&Voodoo5&Glideな我が家では、1600*1200で動くらしい。
Fその他(ノート等)
基本的に、ノートは、TFT液晶&ビデオチップ統合(もしくはそれ同等)が多いので、余り多くは望めない様な気がします。MAMEで、フルスクリーン表示をきちんとしようとすると、結構手間だし、まあ、よほどの事情がない限り、推奨できませんが、どうしてもと言うなら、Win2D系Window表示で攻めましょう。まあ、一度設定してしまえばよいので、フルスクリーン固定解像度と言うのもありでしょうが。何?3D?まあ、30〜40万出せば、今の世の中どうにかなるかな?というか、そんな金あったら、Pen4-2GHz&DRD1GB&HDD80GBRAID&Geforce3で、かなりお釣が来る様な・・・22インチのダイアモンドトロンもつくな。
そういえば、Pen4ですが、多分良いんでしょうが、パイプラインが深く、ミスヒットが結構多そうなんで、高クロック狙いじゃないと辛いでしょう。1.7G以上か。というのは、EmuにPen4最適化というのを望むべくもなく、また、パイプラインが深いと、どうしても、ダイレクトな操作感が減る様な気がするんです。しかしまあ、それも、1.7G以上なら、問題ないでしょうと言う事。しかし、将来性は抜群で、現在最強プラットホームは間違いないので、買える人は買いましょう。が、Emuには、それほど必要ないとも思うのだが・・・
ビデオ関係
@PCI接続の2Dカード
恐らく、結構古い物になるでしょう。DOSも可、というか、その時代なので、DOSEmu推奨ですな。DirectDrawが偉い遅い物があるので、その場合は、CPUがそこそこなら、「RGBエミュレーション機能」のあるWinEmuもありですが、かなり重いこと請け合いなので、やっぱり、DOSEmu推奨。
Aチップ内蔵シェアメモリ式ビデオ
時代的に新しくても、能力は貧弱で、メモリのバンド幅も圧迫と、いい事がないんですが、推奨は、2DWinEmuでしょう。DOSEmuは、互換性や転送効率の面で、やってみなきゃ分からない感じですが、ISAのサウンドカードもないでしょうから、殆ど、OutOf眼中でしょう。
3Dは、「出来るものならやってみろ」という感じです。フレームスキップは免れません。まあ、133MHzPenVなら、そこそこ大丈夫かなあ?
BPCI接続の3Dカード
これが非常に微妙なんですが、あまり優秀なカードは作られていなく、AGPカードのエントリー級程度の性能のものが殆どだと思います。3Dとなると、快適とはいえませんが、出来ない事は無いでしょう。2D系Emuなら問題ないでしょうし。
ただ、事情がない限り、余りお勧めできませんな。PCIバス伝送がボトルネックになり易いです。サウンドも、PCIバス通るので、サウンドのクオリティ下げるとビデオが向上したりして。そういうレベルです。
CAGPカード
余程間違ったカード(TNT2M64、GF2MX200、SIS300、i752)等でなければ、全く問題なく、最強です。AGP2*4*は、余り深く考えなくても大丈夫でしょう。私のBansheeは、AGP1*ですが、どうにか動いています。3Dは、そのカードの性能に依存しますが、最適なレンダラーを選ぶと、それなりに動くでしょう。2D系に関しては、全く問題なく何でもござれです。
Dその他(ノート等)
ノートはガイシュツでしょうし、まさか今時VLバス使ってる人もいないでしょうし。何かあるかな?
ないな。
特別編:最強Emuマシン
と言う事で、今時Emuマシンを作ろうと思うと、何でも良いのですが、万能選手と言う事で、何のEmuでも動かせるマシンを、考えてみたいと思います。まず、ハード的な制約から。
@DOS-Emuを考えると、ISAバス+SB16が必要。今時は、これが結構難しい。P4は、完全OUT。PVでも、Athlonでも、ISAバスが確実なのは、VIAチップセットしかない。i815も駄目。BXという手もあるが、流石に、1GのCPU積むとなると、非常に限られ、難しい。
Aビデオに関して。これは、ハイエンドとなると、GeForce3か、Voodoo5。何故Voodoo?というと、Glideが結構幅利かせてるのが、Emuの世界だったりしますが、GeForce3の場合は、Canopus推奨。じゃないと、フィルタがかかって、Mameがボケボケだったりする。ハイエンドじゃなければ、GF2MX200じゃなけりゃ、1万以上のカードなら殆ど可。
Bジョイスティックに関しては、IF-SEGAが良い様な気がするが、結構高い。何故SEGAか?というと、いろんなデバイスが出ているからである。アーケードスティックやら、VirtuaStick。Astro仕様ボタンは、ポイント高い。レーシングコントローラーも有ったり、これ一枚で、結構快適である。(俺のはEDGE3Dなのでちょっと違うが)
と言う事で、最強の双璧決定。
A仕様 Athlon + KT133Aマザー + SDRAM + Voodoo5 + SB16 + PCISound + ジョイスティック用デバイス。(IF-SEGA-PCI推奨) + USB-プレステコンバータ
B仕様 PV + Apollo133系新型マザー + SDRAM + GeForce3(カノープス製推奨) + 以下上に同じ。
てな感じか。Voodoo5はオーバーにしろ、Voodoo系カードは、大体間違いありません(Rush&初期Voodoo除く)。ただ、扱いが少々難しい面があるので、やはりマニア向けか。nVIDIA系の場合は、カノープス製だと、DDrawのフィルタを外せるらしいので、その辺は要チェックです。