佐藤さんの酒癖(ビデオ「16人の容疑者!?」を鑑賞してて…ふとした思いつき)

一つ前に戻る

by.石礫


…秋ですなぁ…ビデオの中の季節は…

白鳥さんの別荘で振舞われるのは一杯でも値段の高いワイン
佐藤さんは良い気持ちで酔っぱらってます。飲みたいと言えば、どんどん出てくる高い酒


「高木くーん」と、高木君に抱き付く佐藤さん
「はいはい」と、いつもの事のような態度であしらっている

「高木君…」白鳥さんが怒りに打ち震えながら睨みつけている

「あ…あーあのォ、誤解ですよ、酔った佐藤さんの癖じゃないですか…絡み癖は」
「…ああ、そうだったですね。でも、抜け駆けしたら…わかっていますよね」高木君に釘をさすと白鳥さんは後片付けに厨房に戻る

「あらぬ、誤解をされるから、止めて下さいよ」
「ちゅーしたら…やめてあげるっ」
「はい?」
「ちゅーー」と唇を突き出して迫ってます…
「…………したって、覚えてないじゃないですか。そんなキスなんて…したって……」
高木君は赤くなりながらブーたれた事良いますが、まともに佐藤さんの顔を見れていなかったり
「・・・・」佐藤さんは黙っている
「?」
キモチ…ワル…」佐藤さんは真っ青

「!! は、吐くのは待って!!!!」


翌日

「おはよ!」
とリビングに佐藤さんが入ってくる
「おはよーございます」と元気に挨拶する子供達
何故か、引きつりながら大人達も挨拶


「ねーねー高木君…昨日、私、何かした?…みんなの態度が…おかしくない」
高木君は答えられない、かわりに哀ちゃんがさらりと「高木刑事にキスを迫ってましたよ」
固まってるみんなを尻目に哀ちゃんはお茶をすする

「え…?嘘?そんな、そんな事…するわけ」
その言葉にみんな引きつり笑いをするだけ…「マジ?」と佐藤さんはショックを受けた顔

「あ、そ、それは。酔った上での事で…本気じゃないんだよ」とフォローをしようとする高木君
「・・・・・・」佐藤さんは、そんな高木君の顔を睨みつける
「え?」

”余計な一言を…”高木君と佐藤さんの恋を応援している人々は一同に思った


佐藤さんは…高木君に迫った後・・・吐くとか騒ぎ(>_<;)高木君にその後始末やらで、甲斐甲斐しく面倒をみてもらっていた

「昨日はごめんね、高木君。……高木君…怒ってるよねぇ?」
「え?なんで、僕が怒ってるんですか?怒る事なんて一つもないですよ」
「で、でも………」
「いえ。あんな事で怒る訳無いじゃないですか。だって…僕……
慣れてますから」

高木君のトドメ(?)の一言で佐藤さんが絶対零度で固まったようになっていた

終わる…

後書き:↑と言うような…イメージを、ビデオ見て石礫は思ったのでありました。やっぱ、泊まりと言う事で…良い子はこう言う酒癖悪い大人にならないように(笑)