一年の計は元旦にあり

一つ前に戻る

by,石礫


一月一日真夜中…佐藤さんをまっている高木君

佐藤:「高木くーん」
高木:「あ、佐藤さん」
今朝未明に米花神社で初詣をする約束を交わしていた
でも、二人っきりでは無いのでした
由美:「遅いわよ−」
千葉:「じゃ、初詣行きましょう」
(全員):「あ、忘れてた。明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」と、新年の挨拶を交わす

みんなで話ながら神社に付くと米花神社は例年通り混んでいた。やっとこ。さい銭箱の前。さい銭を上げそれぞれの願いを祈るのであった
次は、お約束として、おみくじを引く。おみくじの内容でひとしきり盛りあがり。”縁談、恋愛”は何度か読み返す(笑)

そして、彼等が帰路につこうとした…まさに、その時、女の悲鳴が上がる
「ドロボー」と叫びながら女が指を指している。その指した先に男がっ!!その男はそこにいた警視庁の方々に向って走ってくる
佐藤と高木は素早く、その男を取り押さえ、千葉は連絡をする。

そう言う事があった為…高木達が初詣に行った事は警視庁内で噂として広がっていたのだが…
何故か…その噂は高木と佐藤の二人っきりで行った事になっていた

千葉:「僕等の事、見えなかったんでしょうかね?」
由美:「おかしいわね。千葉君だったらわかりやすいんだけど、体型とかで」
千葉:「体重、結構気にしてるんすけど(^_^;)」
由美:「でも、千葉君は可愛いよ(^_^)」
千葉:「(?!〃・・〃;)」
由美:「そう、丸々としてると雪だるまみたいだから(^^)」
千葉:「(^□^;)」

千葉君と由美さんがイイ(?)感じになっている。その頃、高木と佐藤は誤解を解いてまわっていた(しかし、別に…誤解を解く必要は無いのでは…?)
ちゃんと、誤解が解けたのは数日後の事だった。

FIN