美和子さんの恋心

一つ前に戻る

by.石礫


 本日も佐藤美和子は元気に本庁に出勤
(あ、高木君!)
自分の目の前に[彼が好きだ と言う事実に最近、気が付いた。]彼女の愛しの彼、高木ワタルの姿を発見!
「おは・・・」

「高木先輩!おはようございます!」
「あ、おはようございます」
たくさんの婦警さんに挨拶される彼…彼と話して喜んでいる婦警までいた。

「・・・・・・・・・・」

少し影に隠れて電話

「あ、由美?」
『美和子、こんな朝早く…一体、何よー。私、今日非番なのよ。』
「ねぇ、由美に聞きたい事あるんだけど…」
『何、聞きたい事って?』
「あのね……高木君って、もしかして…もててるの?」
『はぁ?何よ今更、高木君って、かなりイイ線いってるって人気あるのよ、よく合コンに呼んでってうるさくてぇ。』
「嘘…。」
『(ぷっ^ε^)美和子…早い所、高木君を確保しないとね。美和子のライバル意外に多いわよー(v^^)』←彼女は楽しんでないか…?
「あ、あのねぇ…」
『じゃ、切るわよ、これから、仕事なんでしょ?』

「うん、じゃーね。」

美和子人気の影に隠れていたが、高木ワタルは[婦警の好きな人ランキング]の上位だったと言う事実があった。
しかし、彼は美和子と一緒で、自分の事には超ドンカンであった。

「ふう…」
ちょっと、落ちこんでしまう美和子であった。

 彼女は捜査課のドアの前で深呼吸(よしっ)
「おはようございます!」

 

 高木と捜査に行く事になる美和子
美和子は突っ走り、
高木君はそのフォローに回ると言う、いつものパターンです。
外回りは終わり、
二人は捜査課に戻り、色々仕事をこなします

 やっと仕事は一段落
 ちょうど、他の刑事とかは居なかったので高木と美和子は二人っきりである…
高木の姿を見ているとなんだか、美和子は…

 

「僕は佐藤さんが好きです。」
「…私もよ。私も高木君が大好きっ!」
「佐藤さん!」
「高木君!」
二人は抱きしめ合う…そして、ワタルと美和子は…

 

「佐藤さん。」
突然、高木に話しかけられる。
「きゃあ!!」
美和子は飛び跳ねるぐらい驚いた。
「ど、どうしました!?」
「な、なんでもないわよ(^^;)」

「あのぅ…佐藤さん」
「…な、なに?(え、ま、まさか、こ、告白?……やだ、まだ心の準備がっ *^_^*;)
「コーヒーでも飲みましょうか?」
「はぁ?…うん、そうね>(−□−; もう!イシキし過ぎなのねぇ…)

「所で、佐藤さん…さっきから、どうしたんですか?…僕になにか言いたい事でもあるんですか?」
「な、何言ってるのよ!高木君…バカな事言ってないで仕事よ!!(きゃー何言ってるのよ私っ @▽@;)
そうこうしていると、ぞろぞろと、他の捜査に行っていた刑事達も戻ってきた。

結局、互いの恋心は、チャンスはあっても言い出せずに、とっても、進展しない二人であった。両想いなのにね(笑)

 

補足1: 母と娘の会話

「ねぇ、美和子、あんた、もしかして、本庁に好きな人いるの?」
「何言ってるのよ!もう、母さん!!私は都民の平和を守るために日夜がんばっているのよ、そんなヒマ無いわよ。」
思いっきり動揺して美和子は声が裏返っているのには気が付いていなかった…
「…美和子、いつまでもそんな事言ってたら、高木さんは捕まえられないわよ。」
「煤i−□−)!!なんで、そこで高木君が出てくるのよ!!」

母の目は節穴ではなかった・・・と言うより、美和子の態度はバレバレだった。

 

補足2: 母の一言

「美和子ってあの人と一緒で、そう言う事はなかなか言い出せないのよねぇ。」

FIN

後書き:美和子さんも、妄想しそうじゃないですかー。がんばって愛を育んで欲しいものです。