花の記憶 title08-list
by.石礫
夢は断片的な記憶の集合体
夢の世界に
ぽっかりと桜が咲く
桜の下には『 』が埋まっている
それは、ただの伝説
だいたい、本当に埋まっていたら、とんでもない数で事件になる
現実との区別が付かずに、微笑むと
舞散る花吹雪
そこに、桜の精を見た
儚い幻想
どうぞ消えないでと伸ばす手。
そこにいたのは俺の想い人
それ気が付いて、その手を放す、
彼女の笑顔を瞳に移して
俺は微笑む
舞散る花吹雪に目を細めて…
幻想の中で彼女を抱きしめれば儚い夢と気が付く
命を糧にしてると言われるほどに
人の心を狂わせながら
夢の花の記憶は
覚めると曖昧になる
---
背景画像はこちらから
後書き:高佐です、誰がなんと言おうと高佐です…まとまりの無い文章ですね(ーー;)